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DTMer&Mix師必見!オススメのコンプレッサーを解説!【チャンネルインサート縛り】

コンプレッサーでトラックに味付け!

本日はDTMやMixに挑戦されている方に向けて、おすすめのコンプレッサーを紹介します。コンプレッサーのプラグインを購入しようとお考えの方は参考にしてください。

尚、今回の記事はコンプレッサーに限らず、コンプレッサーが搭載されている「チャンネルストリップ」も含めてご案内します。予めご了承ください。

まずは使用前と使用後の変化を感じ取ろう!

DTMのコンプレッサー

まず大前提として「コンプレッサーを使用すればMixのクオリティが上がる」とお考えの方は注意点が必要です。

オンラインのレッスンを提供していますと、コンプレッサーを使用すると「音がよくなる」とお考えの方とお話しする事が多くあります。もちろんコンプを使用すると音が太くなったり、バックトラックに負けないサウンドになったりと期待できる効果も多くあります。

ただ実際に皆様のプロジェクトデータを見ていると、「Gain」を使用して音を大きくした事により「音が良くなった」または「よく分からない」とお考えの方も多くいらっしゃいます。

まずはDAW初期搭載のコンプレッサーを起動し、使用前と使用後でどのように音が変わるのかを「バイパス(エフェクトのオンオフ)」を活用して聞き比べましょう!この際に重要なのがDTM環境になります。是非機材を揃えて挑戦しましょう!

本格的にお考えの場合はUADがおすすめ!

UAD2

私自身は「Universal Audio」の「UAD」を使用してMixに取り掛かる事が多いです。もちろんUAD以外のプラグインを使用する事もあるので、今回はUAD以外のプラグインをピックアップします。

尚、UADは専用のオーディオインターフェースや専用のハード機器を購入する事で導入可能です。更にプラグインを課金して購入するスタイルなので、それなりにコストがかかる事は覚悟しておく必要があります。

選定ルール

今回おすすめのコンプレッサーをピックアップするにあたり、4つの選定ルールを設けました。

  • 主にチェンネルインサート(マスタートラックやバスコンプは含まない)を想定してピックアップ
  • UADのプラグインは対象外
  • OSやスペック等の考慮もしない
  • 価格は気にしない

おすすめのコンプレッサー①:FabFilter / Pro-C 2

FabFilter Pro-C 2

まず1つ目が「FabFilter」の「Pro-C2」です。

愛用しているプロの作曲家やエンジニアも多い印象があります。効果を可視化しやすいのと、音の変化がナチュラルなのが魅力だと考えています。

良くも悪くも癖が少ないので、どのトラックにも使いやすいでしょう。

おすすめのコンプレッサー②:Empirical Labs / Mike E Comp

Empirical Labs Mike E Comp

実機で有名な「EMPIRICAL LABS」の「DISTRESSOR(ディストレッサー)」のエミュレートプラグインです。

EMPIRICAL LABS創業者Dave Derr氏とのパートナーシップの元、Mike-E Compをネイティブ・プラグイン化しました。Distressor譲りの高品質で比類のないコンプレッションを特長とし、CompSat回路前段のクランチーなプリアンプ、3種類のエンファシス・モードとNUKEにより、マルチステージのディストーションとサチュレーション/コンプレッション特性のクイックな変更が可能です。

私自身はキックやスネア、エレキギターで使用してみるケースが多いです。

おすすめのコンプレッサー③:Focusrite / SC

Brainworx bx console Focusrite SC

主にボーカルやギター、ストリングスにもおすすめの「Forcusrite」の「SC」です。

こちらはチャンネルストリップなのでEQやディエッサーも搭載されています。使い方の幅も広く、ナチュラルから激しくコンプレッションしたい際にも活用できます。

EQのキャラクターが際立つプラグインで、シルキーなサウンドは唯一無二の存在感を発する事が可能です。

おすすめのコンプレッサー④:AMEK / 9099

AMEK 9099

私も実機のAMEKのEQを愛用しています。改造は前提で購入したのですが、NEVEの音がイマイチ好きになれず、AMEKに行き着いた経緯があります。

Forcusrite SCとは兄弟のような立ち位置なので、ナチュラルから激しいコンプレッションを求めている場合でも使いやすいプラグインです。尚、本製品もチャンネルストリップです。

おすすめのコンプレッサー⑤:Tube-Tech / Compressor Collection

Tube Tech Compressor Collection

これまで様々なレコーディングスタジオで取り扱われてきた「TUBE TECH」ですが、もちろんプラグインとして販売されています。

私はレコーディングスタジオに勤務していた際に使用していた時期もありましたが、当初は良さが分かりませんでした。ですが年々各パートや楽器によって狙った変化を構築したい際には、この「TUBE TECH CL1B」が良い1つの武器になっています。

おすすめのコンプレッサー⑥:WAVES / Abbey Road Collection

最後に「Waves」から「Abby Road Collection」のご紹介です。無数の歴史的名盤が刻まれた「Abby Road Studio」をプラグインで使用する事が可能です。

私自身はドラムのアンビエントマイクのサウンドに対して、コンプレッサーとドライブで亀裂を入れるイメージで使用しています。もちろん楽曲によって使用しないケースもありますが、飛び道具という点も踏まえてアナログテイストを多く取り入れたい際には強くおすすめできます。尚、本製品もチャンネルストリップです。

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