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実践的なオススメのストリングス音源を解説【DTM/打ち込み】

規模やサウンドが異なるストリングス音源

本日はDTMにおけるストリングス音源の紹介です。

沢山の音源が販売されていて、どれを買えば良いのか悩んでいる方も多いと思います。それぞれの特徴を元に紹介しますので参考にしてください。

尚、歌楽曲で使用する為にストリングス音源を検討されている場合、ドラムやベースといったローレンジの音源を先に揃えていった方が良い傾向にあります!ページ下部に参考記事や動画を掲載してますので合わせてご覧ください。

「ストリングス」はあくまでカテゴリー

まず注目するポイントはストリングスと言っても、「パート分けされている」音源と「パート分けされていない」音源があります。あくまでストリングスはカテゴライズする際の総称です。

パート分けされている場合の表記

  • 1st Violin(1st Vin)
  • 2nd Violin(2nd Vin)
  • Viola(Va/Vla)
  • Cello(Vc)
  • Contrabass(Cb)

上記の各パートをDAWで打ち込んでいきます。この結果「ストリングス」が構築されます。

パート分けされていない場合の表記

  • Strings
  • Orchestra…等

パート分けされてない音源またはライブラリの場合、同じMIDIノートで1st ViolinやCelloが同時に鳴っていると考えるとイメージしやすいかと思います。

壮大なストリングスや四声ではなく二声のストリングスアレンジの際は導入してみる価値がありそうです。

各音源の注目するポイント

現在存在しているストリングス音源はどのような違いがあるのかにも注目してみましょう。主なポイントは5つです。

  1. 各楽器における演奏者の人数
  2. ホールやスタジオ等の収録場所
  3. 多種多様な演奏方法
  4. 推奨環境や値段
  5. 個性の強いサウンド

注目するポイント①:編成や演奏者の人数

1人で演奏するソロヴァイオリンなのか、16人で同じ楽譜を弾いてる1st Violinなのかでサウンドが異なります。

認識や微妙な人数感の違いはありますが、各パート毎それぞれソロ音源の「Solo」、小規模から中規模「Chamber」、大規模の「Symphonic」の3つに分けて良いでしょう。

パート分けされてない「Strings」や「Orchestra」と表記されているライブラリに関しては、大規模のSymphonic系に近いサウンドが多いように感じます。

注目するポイント②:ホールやスタジオ等の収録場所

大編成のSymphonicや既に収録したステージやホールのリバーブが常時オンになっている音源もあります。もちろんオフにできる音源もありますし、グレードを上げれば事実上リバーブをオフする事も可能な音源が販売されています。

可能な限り残響音を調整またはオフにできる音源をチョイスすると、中長期的に考えても使用する場面は多くなるかもしれません。

注目するポイント③:多種多様な演奏方法

バイオリンやチェロだけをみても様々な演奏方法があります。楽曲の中でフレーズや演奏内容によって使い分けていると考えて良いでしょう。軽視しがちですが、この演奏方法が豊富だと導入の決め手になる事があります。

注目するポイント④:推奨環境や値段

大編成のストリングス音源だと一定以上のマシンパワーを必要とする傾向にあります。木管や打楽器等のパートを入れてオーケストラにする場合は注意しておきましょう。

合わせて大容量のストレージ量を要する場合があるので、購入の前に確認しておくのをおすすめします。同時に人気のストリングス音源は少々高値で販売されている事が多いです。この点、DTMは課金ゲームだなとつくづく思い知らされます。

注目するポイント⑤:個性の強いサウンド

ストリングスには少ない傾向に感じますが、ピアノ音源では劇伴音楽に向いているラインナップが存在ます。もちろん好みやクリエイターにもよりますが、個性が強すぎるサウンドの場合は他のトラックとの馴染みにくいように感じます。

おすすめのストリングス音源①:Vienna Chamber Strings

【使用講師:青木】

1つ目におすすめするストリングス音源は「Vienna Chamber Strings」です。Viennaのストリングス音源はどれを買っても損をしないと感じるクオリティーです。ラインナップが細かく分かれていますので、自身に合いそうなライブラリをチョイスしましょう!

最近は様々なストリングス音源が発売されていますが、Chamber Stringsは昔から人気がある印象です。

当スクールの講師である青木は「Vieena Strings」を愛用しています。チェロに関してのみソロ音源を使用しているとの事です。その他のパートはもちろん複数人数で構成しているライブラリを使用しています。

ノイズだらけですが、ストリングスアレンジの動画を作成しましたので参考にしてください。

参考動画

おすすめのストリングス音源②:SPITFIRE AUDIO SPITFIRE CHAMBER STRINGS

一時期話題になったストリングス音源、SPITFIRE AUDIOの「SPITFIRE CHAMBER STRINGS」

Chamber系のストリングス音源にしては少々高額ですが、仕事で使えるストリングス音源だと感じます。最近は多くの作曲家のスタンダードなソフトウェア音源になっています。

参考動画

おすすめのストリングス音源③:EAST WEST SYMPHONIC ORCHESTRA

【使用講師:森谷】

初心者のファーストオーケストラ音源としてもおすすめなのがEAST WESTの「SYMPHONIC ORCHESTRA」です。オーケストラ音源なので、ストリングスに限らず様々な楽器の音源を使用できます。

ストリングスまたはオーケストラ音源は高額になりがちですが、比較的に価格も抑えられていながらも、仕事としても使えるラインナップだと感じます。

参考動画

おすすめのストリングス音源④:Native Instruments KOMPLETE 14 ULTIMATE(String Ensemble)

【使用講師:日向、森谷】

Native Instrumentsは「KOMPLETE」が有名ですが、今回は「KOMPLETE ULTIMATE」に収録されている「STRING ENSEMBLE」をピックアップしました。本音源はストリングス音源の開発で定評のあるAudiobroとのコラボレーションによって実現しました。

歌楽曲に限らず劇伴でも使用できる音源だと感じます。私は四声だけに限らず二声のストリングスアレンジをする際にも重宝しています。

参考動画

おすすめのストリングス音源⑤:EAST WEST GOLIATH

【使用講師:森谷】

注目度は低いですが、EAST WESTもマルチ音源を取り扱っています。

中でも「GOLIATH」のストリングスサウンドは使いやすいのでオススメです。楽曲によってはリアルな音源よりシンセ感のあるストリングスサウンドの方がハマる事があります。このような状況には「GOLIATH」を導入してみましょう。

私自身は二声のストリングスアレンジの際に使用しています。

参考動画

おすすめのストリングス音源⑥:SPECTRASONICS Omnisphere 3

【愛用講師:青木、森谷】

ストリングスにはあまりフォーカスされないですが、SPECTRASONICS Omnisphere3に搭載されているストリングス音源もおすすめです。メインのストリングスではなく、他のストリングス音源を補正する音源としても活用できます。

Omnisphere3はマルチ音源ですので、ストリングスに限らず他の音源を使用する可能性があるので、導入の価値はあるでしょう。

参考動画

おすすめのソロストリングス音源⑦:BEST SERVICE CHRIS HEIN SOLO STRINGS COMPLETE

【愛用講師:森谷】

番外編として大編成や中規模でもない、ソロストリングス音源のご紹介です。各パートのソロ音源は様々な音源が存在しますが、「Chris Hein」のソロシリーズがおすすめです。

どの演奏方法もアタック感にリアリティを感じます。音が伸び切った瞬間はバーチャル感を感じますが、少人数編成の曲作りでは活躍してくれるでしょう。

規模の大きめのチープなストリングス音源に「Chris Hein」の音を重ねてみると、リアルなサウンドに近づくのでおすすめです。

参考動画

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ストリングスに限らずDTMは起動するソフトウェア音源によってクオリティや方向性が変わってしまうが難しいですが、より良いストリングス音源に出会えると嬉しいです。

参考動画

参考記事

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