Arturia MiniFuse1

MiniFuse1を使用したセットアップについて【オンラインレッスン向け】

本日はDTMのオンラインレッスンに向けたセットアップに関する内容です。比較的安価でオススメのArturia Minifuse1を使った内容になります。DAW以外の機材の記載もあるので合わせてご覧ください。

  1. Control Centerのダウンロード及びインストール
  2. MiniFuse1を接続
  3. パソコンのオーディオ設定
  4. DAWのセットアップ
  5. Zoomのセットアップ
  6. レッスン時に毎回お願いしたい点

今回用意した機材

※立って歌を歌いたい方はブームマイクスタンドが必要です。

1.Control Centerのダウンロード及びインストール

Fuse Control Center

Mini Fuse1を使用するにはドライバーのインストールが必要です。まずはこちらのページにアクセスしてください。

それぞれMac、Windows専用のソフトウェアをダウンロード&インストールしましょう。インストール後は念の為パソコンを再起動してください。

※中古製品をお使いの場合は最新のファームウェアをインストールする必要があります。

2.Mini Fuse1を接続

次はお持ちのMini Fuse1をパソコンに接続しましょう!

ステップ①:Mini Fuse1をパソコンに接続

Mini Fuse

付属のUSBケーブルを使用してパソコンとFuse1を接続しましょう。

ステップ②:ケーブルをマイクに接続

Mic cable

次はマイクスタンドに設置したマイクにマイクケーブルを接続してください。

ステップ③:ケーブルをMini Fuse1に接続

Fuse1

反対側のマイクケーブルはFuse1に接続します。

マイクを使用する際は48Vを押して、「GAIN」のツマミを時計でいう12時くらいに設定しましょう。レッスン中は講師の指示にしたがってGAINを調整していただきます。

ステップ④:ヘッドホンをFuse1に接続

Fuse1

次はヘッドホンを接続しましょう。これは自身が聞きやすい音量に都度調整してください。

3.パソコンのオーディオ設定

パソコンのオーディオ設定を変更します。MiniFuseを接続すると既に変更されている可能性もありますが、1度確認してください。

Windowsの場合

Audio Setting

Windowsの場合はシステム→サウンドから記載の箇所をチェックしましょう。入力は「Input1」、出力は「Main 1/2」になっていればOKです。

Macの場合

Mac Audio System

オーディオインターフェースを接続後はシステム環境設定からサウンドを開きましょう。入力と出力をそれぞれMiniFuse1になっていればOKです。

4.DAWのセットアップ

DAWによって設定が異なります。今回の記事で対象のDAWはLogicPro、GarageBand、StudioOne、Ableton Liveですのでお気をつけください。

LogicProの場合

LogicPro-Zoom-Audio-Device

Logic→設定→オーディオから入力デバイスと出力デバイスを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする場合はMiniFuse1に変更する必要があります。設定後は必ず「適用」を押しましょう。

尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

GarageBandの場合

GarageBand-Zoom-Audio-Device

GarageBand→設定→オーディオ/MIDIから入力デバイスと出力デバイスを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする場合はMiniFuse1に変更する必要があります。尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

StudioOneの場合

StudioOne Zoom Audio Device

StudioOneをお使いの場合はそれぞれ下記の画面から確認してください。

  • Windowsの場合:「StudioOne」→「オプション」→「オーディオ設定」→「オーディオデバイス」を「Windows Audio」に変更してください。
  • Macの場合:StudioOne→環境設定→オーディオ設定→オーディオデバイス→再生デバイスとレコーディングデバイスを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする際はMinifuse1に変更する必要があります。尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

設定後は必ず「OK」を押してください。

Ableton Liveの場合

Ableton and MiniFuse1

Ableton Liveをお使いの場合はそれぞれ下記の画面から確認してください。

  • Windowsの場合:オプション→環境設定→Audio→ドライバタイプを「DirectX」に、入力デバイスを「Input1(Minifuse1)DX)、出力デバイスを「Main 1/2(Minifuse1)DX)に変更してください。
  • Macの場合:Live→設定→Audio→ドライバタイプを「CoreAudio」に、入出力をZoom Audio Deviceに変更してください。自身で曲作りをする際はMinifuse1に変更する必要があります。尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

5.Zoomのセットアップ

次はZoomの確認です。アプリを起動してサインインを行なってください。画像赤枠の設定画面を開きます。

Windowsの場合

Zoom

オーディオを開き、マイクは「Input1」、スピーカーは「Main 1/2(Minifuse1)」を選択してください。その後、同画面の中段にある「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」にチェックを入れて、「高忠実度音楽モード」「エコー除去」「ステレオオーディオ」にもチェックを入れてください。

Macの場合

Zoom Setting

MacもWindowsと同様のセッティングを行います。オーディオ→マイクとスピーカーを「MiniFuse1」に変更してください。

同じく中段にある「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」にチェックを入れて、「高忠実度音楽モード」「エコー除去」にチェックを入れてください。「ステレオオーディオ」へのチェックは不要です。

6.レッスン時に毎回お願いしたい点

Zoom original sound

レッスンの際はZoomアプリを起動し、サインインした状態でご参加ください。

講師のZoom Meetingに入室後は画面右上に表示される「オリジナルサウンド:オフ」を1度クリックして「オリジナルサウンド:オン」と表記されるようにセッティングをお願いします。このオリジナルサウンドを行う事でDAWの音声がより鮮明に講師に伝わります。

その他の参考記事

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