おすすめのバスコンプレッサー(バスプロセッサー)はどれ?【無料版有り】
バスコンプ(バスコンプレッサー)とは?
バスコンプ(バス・コンプレッサー)とはミックスやマスタリングにおける手法の1つです。
特定のトラックのアウトプットを1つのバス(BUS)トラックにまとめて、コンプレッサー処理を行う事によってバストラック全体の音圧を一定にコントロールすることができます。
おすすめのバスコンプレッサー(バスプロセッサー)
コンプレッサーによってのサウンドのキャラクターが異なります。
各社バスコンプ専門として打ち出されているプラグインも販売されていますが、好みが分かれるような印象です。DAWによっては適したコンプレッサーが標準搭載されているケースや無料のコンプレッサーもあるのでチェックしてみましょう!
Softube Bus Processor
メーカー | Softube |
必要容量 | 8GB以上の空き容量 |
環境 | <Mac> Mac OS X 10.13からOS 12 Mac Intel Core i3 / i5 / i7 / Xeon – Appleシリコンをフルサポート(M1以上) <Windows> Windows 10 Intel Core i3 / i5 / i7 / Xeon / AMD Quad-Coreまたはそれ以上 8GB以上のRAMを推奨 |
デモ版 | 有り |
概要 | ソフトウェアの登録とインストールには、Softubeアカウントが必要です。 本ソフトウェアのオーソライズにはiLokアカウントが必要です。 DAWアプリケーションの最新の状態を推奨します。 最新の情報はこちら! |
最初におすすめするプラグインはSoftubeの「Bus Processor」です。
現代のデジタルミュージックを意識したバストラックの為のプラグインと言えるでしょう。バスコンプで重視したい要素である各トラックの「密着感」と「音圧感」を直感的に構築できます。
ステレオリンクやローカット、リリースのテンポ同期、高域をブーストするAIR、Side成分の音量を調整するWIDTH、低域をモノラルサミングするMONO BASSといった、全体の音像をコントロールする機能も用意されています。
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Shadow Hills Mastering Compressor
メーカー | Plugin Alliance |
デモ版 | 有り |
概要 | <Mac> macOS 10.11 – macOS 12 Monterey (Apple Silicon Supported except for AAX) AAX DSP, AAX Native, AU, VST2, VST3 Display resolution: 1440 × 900px or 1280 × 960px or higher Memory: 2 GB RAM <PC> Windows 8 – 11 AAX DSP, AAX Native, VST2, VST3 Display resolution: 1440 × 900px or 1280 × 960px or higher Memory: 2 GB RAM |
「ご飯にかけて食べたい」という冗談をSNSで作曲家がしていた事でもお馴染みの「Shadow Hills Mastering Compressor」
実機はかなり高額ですが、鮮明なサウンドはプラグインでも受け継がれています。
オプティカルコンプレッサー(オプトコンプ)とディスクリートコンプレッサー(恐らくVCA系)の2種類のコンプレッサーが搭載されています。それぞれのコンプレッサーを同時にかける事も可能ですし、どちらか一方のみの使用も可能です。
サイドチェインスイッチも搭載されており、入力時における90Hz以下にフィルターをかけて、低域にコンプレッサーが反応しない設定も可能です。バスドラムのダイナミクスを保ちたい時に使用するのが良いでしょう。
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bx_townhouse Buss Compressor
メーカー | Plugin Alliance |
環境 | ・対応プラグインフォーマット AAX DSP, AAX Native, AU, AAX AudioSuite, VST2, VST3 ・システム要件 <Mac> macOS 12 down to macOS 10.11 Intel, or Apple Silicon (except for AAX) architecture <PC> Windows 11 down to Windows 8 x64-compatible CPU |
クラシックなアナログテイストをお求めの場合は「bx_townhouse Buss Compressor」をチェックしてみましょう!歴史ある名機「SSL 4000 B Glue Compressor」を意識したプラグインのように見受けられます。
ビンテージテイストを残しつつ、トランジェントを保てる優秀なプラグインです。
こちらもハイパスサイドチェイン機能を活用して、ローエンド以外をスレッショルドの対象にする事も可能です。
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Vintage VCA【LogicPro標準搭載】
Appleの人気DAWソフト「LogicPro」には様々な種類のコンプレッサー搭載されています。
それぞれのコンプレッサーを選択して聴き比べてみると、キャラクターも異なるので驚きです。バスコンプで使用する場合は「VCA」がおすすめです。
Tokyo Dawn Records Kotelnikov【無料版】
バストラック向けのフリーのコンプレッサーも存在します。唯一の候補になりますが、Tokyo Dawn Recordsの【Kotelnikov】がおすすめです。
遊び心は少ないですが、最低限のコンプレッサーとしては十分でしょう!こちらも「LOR FREQ RELAX」によってローエンドに対するコンプレッサーの調整も可能です。
LogicPro以外のDAWの場合は、マルチバンドコンプレッサーや「Kotelnikov」を使用するのが現実的だと感じます。StudioOneの場合は追加課金する事によってVCAコンプレッサーを導入する事も可能です。
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