実際にDTMでよく使うWavesのプラグインはどれ!?

実際にDTMでよく使うWavesのプラグインはどれ!?

DTMをやっていると必ず耳にする「Waves」

数あるプラグインの中で、Wavesの製品をおすすめされた人は多いのではないでしょうか?

複数のラインナップやバンドル製品あって、悩んでいる人も目にします。

今回の記事はWaves初心者のために、私が普段仕事で使用しているプラグインと当スクールの講師からも評判の良いプラグインを、合わせて紹介したいと思います。

Tony Maserati Signature Series

Tony Maserati Signature Series

(愛用講師:森谷)

マセラッティがないと仕事ができない!

といっていたクリエイターがいた時代があったほど、高い人気を誇るトニーマセラッティーのシグネイチャーシリーズ。

全体的にしっかりかかる製品がバンドルされていますが、特におすすめなのは「Maserati GRP」です。

Maserati GRP

私はマスタートラックにこのGRPをインサートすることが多いです。手間をかけずに音が前にきてくれるので重宝しています。

楽曲によっては、ノッペリしてしまう場合があるので注意が必要です。コンプレッションも非常にナチュラルで、楽曲のカラーを崩さず制作に取り掛かれます。

下記のHORIZONのようなバンドルやサブスク加入も良いですが、永続ライセンスを単品購入しても良い程のプラグインになります。

HORIZON(ホライズン)

Horizon ホライズン

人気の「Horizon」シリーズ。購入のタイミングにもよりますが、下位版のPlatinumの価格と変わらない事もありました。今回はPlatinumにもバンドルされている、おすすめのプラグインを選定しました!

L2 UltraMaximizer

(愛用講師:青木、中川、大友)

大人気の「L2」WavesといったらL2だ!と言う人もいるかもしれません。

こちらも同じくマスタートラックにインサートする人は多いです。簡単に音圧感をかせげる点が、多くのクリエイターやミュージシャンに人気の理由です。

C4 Multiband Compressor

(愛用講師:青木)

マルチバンドコンプレッサーの「C4」

帯域ごとにコンプレッサーをかけられるので、様々な場面で力を発揮してくれます。ボーカルや楽器、マスタートラックまでと万能なプラグインです。

マルチバンドコンプはあまり出回ってないので、Wavesのマルチバンドコンプを愛用している人は多いのではないでしょうか?

私は闇雲にコンプレッションせずに、帯域ごとに狙ってコンプレッションしたい場合に重宝しています。使用したいコンプレッサーは特にないけど、部分的にコンプレッションしたい!といった人にはおすすめです。 

Q10 Equalizer

(愛用講師:青木)

カットする役目のEQは、動作が軽くて使い勝手の良いものだと嬉しいです。このQ10は操作性も高く、マシンへの不可もそこまで気にならないのでおすすめできます。

1つのEQで10点いじれるのが、制作サイドの気持ちになっているなと感じます。

Abbey Road Collection

Abbey Road Collection アビーロード・プラグインバンドル

(愛用講師:森谷)

最近はあまりスポットの当たらない、「Abbey Road Collection」

無数の歴史的名盤が刻まれたオリジナルの銘機たちをプラグインに再現!音に大きく変化を加えたい時にはおすすめのラインナップです。

EMI TG12345 Channel Strip

WavesとAbbey Road Studiosが、EMIが最初に製造したソリッド・ステート・コンソールである、歴史的な名機TG12345をプラグインとして復活させました。

このデスクは、60年代後期から70年代のサウンドの革命期を象徴する機材で、ビートルズ、ピンク・フロイドなど当時の話題をさらったアルバムのレコーディングに使われたものです。

私自身は生のドラムのオーバーヘッドマイクや、Room系のマイクにインサートする場合が多いです。

ベースでも使用しますが、音を割るような使い方をします。

音も激しく変化する一方、現代では少し飛び道具のような質感のあるプラグインではあります。意外な楽器やトラックにマッチする、宝くじのような一面もあるので、試しにインサートしてみてはいかがでしょうか?

「Maserati GRP」と同様に、半永久的に所有していたいプラグインの1つです。

RS56 Passive Equalizer

(愛用講師:森谷)

人気のイコライザー「RS56 EQ」

私は生ドラムのパラデータを、1トラックにグルーピングしてインサートしています。基本的には低音をブーストして、ローを足すのが目的です。

グイっと感覚的に持ち上げられるのが良いなと感じています。生ドラムの各トラックにインサートしても良いですが、私の経験ではグルーピングしてインサートした方が良かったです。

SnareのTopマイクにも愛用しています。皮鳴りの中域を強調したい場合にもおすすめできるEQです。

サブスク派!?それとも買い切り派!?

2023年の春にWavesのサブスクサービスが発表され、Twitterのトレンド入りするくらい話題になりました。どういった人がサブスクに加入するのが良いのかポイントをピックアップしました!

下記のような場合には、Wavesのサブスクサービスを導入する価値が高いと考えられます。

こんな人におすすめ!

  1. DAW内蔵以外のプラグインエフェクトを導入したい
  2. 短期的に様々なプラグインエフェクトを試してみたい
  3. 「Waves」を愛用しているスタジオとデータのやりとりが多い

当てはまった場合は下記の記事も合わせてチェックしてみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

結局のところ、音をジャッジメントする判断力があるからこそ、プラグインの良し悪しが分かる事でしょう。いきなりは難しいかと思いますが、少しずつ細かい違いを感じ取った上で、よりよいプラグインに出会えると嬉しいなと思います。

まずはサブスクに加入して、色々試してみてはいかがでしょうか?その後、必要に応じて単品で永続ライセンスを購入する形でも良いでしょう。

ミックスで大活躍のおすすめプラグイン紹介記事もございますので、こちらも合わせてご覧ください!

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