SSL2 Mk2

SSL2 MKⅡを使用したセットアップ【オンラインレッスン向け】

こんにちは!作詞音楽理論DTMミキシング等のレッスンを取り扱っているNext Lead Musicです。

本日はDTMのオンラインレッスンに向けたセットアップに関する内容です。

今回はスクールでオススメしているSSL2 MKⅡを使って解説します。DAW以外の機材の記載もあるので合わせてご覧ください。

主な手順

  1. SSL2 MKⅡを接続
  2. ドライバーのインストール
  3. パソコンのオーディオ設定
  4. DAWのセットアップ
  5. Zoomのセットアップ
  6. レッスン時に毎回お願いしたい点

今回用意した機材

※立って歌を歌いたい場合はブームマイクスタンドが必要です。

※USBのポートに空きが無い場合USBハブの購入が必要です。

1.SSL2 MKⅡを接続

まずはお持ちのSSL2 MKⅡをパソコンに接続しましょう!

ステップ①:SSL2 MKⅡをパソコンに接続

SSL2

付属のUSBケーブルを使用してパソコンとSSL2 MKⅡを接続します。

ステップ②:ケーブルをマイクに接続

Mic cable

次はマイクスタンドに設置したマイクにマイクケーブルを接続してください。

「カチャ」っと音が鳴るまで押し込みましょう。

ステップ③:ケーブルをSSL MKⅡに接続

SSL2

反対側のマイクケーブルはSSL2に接続します。今回はChannel1(Input1)に接続しました。

マイクを使用する際は48Vを押して、「GAIN」のツマミを時計でいう15時くらいに設定しましょう。レッスン中は講師の指示にしたがってGAINを調整していただきます。

ステップ④:ヘッドホンをSSL2に接続

SSL2

次はヘッドホンを接続しましょう。ヘッドホンのアイコンが記載されたツマミと「MIX」のツマミを回します。

これは自身が聞きやすい音量に都度調整してください。

2.ドライバーのダウンロード及びインストール

SSL2 MK2を使用するにはドライバーのインストールが必要です。まずはこちらのページにアクセスしてください。

それぞれMac、Windows専用のソフトウェアをダウンロード&インストールしましょう。インストール後は念の為パソコンを再起動してください。

※中古製品をお使いの場合は最新のファームウェアをインストールを推奨します。

3.パソコンのオーディオ設定

パソコンのオーディオ設定を変更します。SSL2 MKⅡ接続すると既に変更されている可能性もありますが、1度確認してください。

Windowsの場合

Windows Sound System

Windowsの場合はシステム→サウンドから記載の箇所をチェックしましょう。入力は「Input(SSL)」、出力は「Output(SSL)」になっていればOKです。

Macの場合

Mac Audio System

オーディオインターフェースを接続後はシステム環境設定からサウンドを開きましょう。入力と出力をそれぞれSSL MKⅡになっていればOKです。

4.DAWのセットアップ

DAWによって設定が異なります。今回の記事ではLogicPro、GarageBand、StudioOne、Cubase、Ableton Live、FL Studioの設定のみ記載しています。

LogicProの場合

LogicPro

LogicProをお使いの場合は下記の手順で設定してください。

Logic→設定→オーディオから入力デバイスと出力デバイスを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする場合はSSL2 MKⅡに変更する必要があります。設定後は必ず「適用」を押しましょう。

尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

GarageBandの場合

GarageBand

GarageBandをお使いの場合は下記の手順で設定してください。

GarageBand→設定→オーディオ/MIDIから入力デバイスと出力デバイスを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする場合はSSL MKⅡに変更する必要があります。

尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

StudioOneの場合

StudioOne

StudioOneをお使いの場合は下記の手順で設定してください。

  • Windowsの場合:「StudioOne」→「オプション」→「オーディオ設定」→「オーディオデバイス」を「Windows Audio」に変更してください。
  • Macの場合:StudioOne→環境設定→オーディオ設定→オーディオデバイス→再生デバイスとレコーディングデバイスを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする際はSSL MKⅡに変更する必要があります。尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

設定後は必ず「OK」を押してください。

Cubaseの場合

Cubase SSL ASIO Driver

Cubaseをお使いの場合は下記の手順で設定してください。

  • Windowsの場合:「スタジオ」→「スタジオ設定」→「オーディオシステム」にあるASIOドライバーを「SSL ASIO Driver」に変更してください。
  • Macの場合:「スタジオ」→「スタジオ設定」→「オーディオシステム」にあるASIOドライバーを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする際はSSL MKⅡに変更する必要があります。尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

設定後は必ず「OK」を押してください。

Cubase & SSL2

Windowsの場合に限り、オーディオトラックの活用が必要です。まずはモノラルのオーディオトラックを起動してください。

トラックの起動後は画像内の3番「モニタリング」をオンにしてください。こちらのトラックを通った自身の声が講師に伝わります。

レッスンの際は毎回準備の上、ご参加ください。

Ableton Liveの場合

Ableton and SSL ASIO Driver

Ableton Liveをお使いの場合は下記の手順で設定してください。

  • Windowsの場合:オプション→環境設定→Audio→ドライバタイプを「ASIO」に、オーディオデバイスは「SSL ASIO Driver」に変更してください。
  • Macの場合:Live→設定→Audio→ドライバタイプを「CoreAudio」に、入出力をZoom Audio Deviceに変更してください。自身で曲作りをする際はSSL2 MKⅡに変更する必要があります。尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。

Windowsの場合に限り、オーディオトラックの活用が必要です。ご自身の声を講師に届ける為の設定を行います。

AbletonLiveのプロジェクトを起動すると、画像のようにオーディオトラックが立ち上がっていますので、画像緑枠を「Auto」に変更してください。こちらのトラックを通った自身の声が講師に伝わります。

レッスンの際は毎回準備の上、ご参加ください。

FL Studioの場合

FL Studio & SSL ASIO Driver

FL Studioをお使いの場合は下記の手順で設定してください。

  • Windowsの場合:Options→Audio Settings→Audio→Deviceを「SSL ASIO Driver」に変更してください。
  • Macの場合:Options→Audio Settings→Audio→Deviceを「Zoom Audio Device」に変更してください。自身で曲作りをする際はSSL2 MKⅡに変更する必要があります。尚、AppleシリコンのMacをお使い方でZoom Audio Deviceが出てこない場合はAppleシリコン用のZoomをインストールする必要があります。
FL STudio Input Monitoring

Windowsの場合に限り、オーディオトラックの活用が必要です。まずはミキサー内のオーディオトラックを確認します。

画像赤枠1を選択して、その後右側に表示されるインプットの選択欄にある「None」をクリック。こちらを「Input1-Input2」に変更してください。このトラックを通った自身の声が講師に伝わります。

レッスンの際は毎回準備の上、ご参加ください。

5.Zoomのセットアップ

Zoom

次はZoomの確認です。アプリを起動してサインインを行なってください。画像赤枠の設定画面を開きます。

Windowsの場合

Zoom Audio System & SSL2

オーディオを開き、マイクは「Loopback L/R(SSL)」、スピーカーは「Output(SSL)」を選択してください。その後、同画面の中段にある「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」にチェックを入れて、「高忠実度音楽モード」「エコー除去」「ステレオオーディオ」にもチェックを入れてください。

Macの場合

Zoom Setup

MacもWindowsと同様のセッティングを行います。オーディオ→マイクとスピーカーを「SSL2 MKⅡ」に変更してください。

同じく中段にある「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」にチェックを入れて、「高忠実度音楽モード」「エコー除去」にチェックを入れてください。「ステレオオーディオ」へのチェックは不要です。

6.レッスン時に毎回お願いしたい点

Zoom original sound

レッスンの際はZoomアプリを起動し、サインインした状態でご参加ください。

講師のZoom Meetingに入室後は画面右上に表示される「オリジナルサウンド:オフ」を1度クリックして「オリジナルサウンド:オン」と表記されるようにセッティングをお願いします。このオリジナルサウンドを行う事でDAWの音声が講師に伝わります。

その他の参考記事

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