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おすすめのリバーブ&ディレイはこれだ!

残響音の構築はDTM人生の課題!?

本日はおすすめのリバーブについて解説したいと思います。

私個人的にはリバーブは一生解決しないDTM人生のテーマだと考えています。DAW内蔵のリバーブに限らず、複数のリバーブを比べてみる事は大切だと考えていますので是非参考にしてください。

リバーブとは?

リバーブは主に「残響」とされますが、一般的には「反響音(反射音)」と考えるのが良いでしょう。

私たちの生活では「残響」が無い事が実はほとんどありません。家族の笑い声や道路から聞こえて来る車の音も全て壁や地面を反響しています。

残響のないデット(音が響かない)環境にするには吸音材の設置や施工工事が必要です。尚、部屋に物を置くだけでも反響音を減らすことも可能です。

DTMにおけるリバーブとは、選択した環境や部屋等の残響音を構築してくれるエフェクトです。甘く見がちですが、私はこのリバーブが楽曲のクオリティを左右する1つの要因だと考えています。

おすすめのリバーブ①:Relab Development / LX480 Essentials

LX480 Essentials

まずはRelab Development「LX480 EssentialsLexicon」です。480系のリバーブは私自身も愛用しています。

フェーダーやボタンは複数ありますが、あまり考え込まずに色々と試しながら使える商品です。音も素直なので、変わった事をやるには適していない可能性がありますが、Lexicon系のリバーブは持っていて損はないでしょう。

参考動画

おすすめのリバーブ②:iZotope / Neoverb

Neoverb

2つ目におすすめなのが、iZotopeから販売されいる「Neoverb」です。こちらも直感的にサウンドメイクできるのが最大の魅力です。

リバーブの中に搭載されているEQを活用する事によって微調整が可能なのも嬉しいです。DAW初期搭載のリバーブ以外のファーストリバーブとしてもおすすめです。

参考動画

おすすめのリバーブ③:Klevgrand / Kleverb

Kleverb


Neoverb同様に直感的に操作ができるKlevgrandの「Kleverb」です。

3つの異なる部屋サイズの(スモール、ミディアム、ラージ)初期反射と後期反射の両方で選択可能なフィルター、モジュレーション、ダンピング、ディフュージョンなどを使用し、ほぼすべての種類の部屋をシミュレートします。

参考動画

おすすめのリバーブ④:Capitol Chambers

Capitol Chambers

次におすすめなのがUADを所有してる方必見の「Capitol Chambers」です。

UADのリバーブでは「Ocean Way Studios」が話題になりましたが、密かに人気を誇っているのが「Capitol Chambers」だと感じます。リード楽器での使用は特におすすめです。

ハリウッド近郊に建つ“キャピトル・タワー(Capitol Tower)”。その地下にあるCapitol Studiosのさらに下にある4つのエコーチェンバーのサウンドが気軽に入手できます。

尚、Apollo並びにUADのプロセッサーを所有していない方は使用できません。予めご注意ください。

ディレイとは?

音楽制作におけるディレイは「遅延」を構築するエフェクトです。ダイレクトインサートする事もあればSendで送って使用する事もあります。

一般的にディレイは「やまびこ」と想像するのが良いと思いますが、リバーブに比べて自由度の高いエフェクトになります。「やまびこ」によって戻ってきた音は原音よりクリアにはならず、基本的には劣化していると考えられます。この点を踏まえて、私はリバーブとディレイを駆使して残響音を構築し、独自のエッセンスを生み出す事がポイントだと考えています。

ミックスに限らずライブの音響でも、ディレイを混ぜる事により、ライブハウスを「武道館」に変える気持ちでサウンドメイクしております。リバーブだけで残響音を構築せずに、これまでご紹介したリバーブに合わせてディレイを混ぜてみましょう!

おすすめのディレイ①:Soundtoys / PrimalTap

PrimalTap

1979年にLexiconから発売された、デジタルディレイマシン「PrimeTime」をモデリングした、レトロディレイプラグインである、Soundtoysの「PrimalTap」が1つ目のおすすめディレイです。

当時の時代背景を表現したプラグインで、操作性と独自のサウンドは他のディレイとは対極的な立ち位置だと言えるでしょう。

ディレイはリバーブに馴染ませることがポイントですが、異なる質感を構築する事により存在感が際立つケースもあります。

参考動画

おすすめのディレイ②:United Plugins / Pluralis

Pluralis

2つ目におすすめのディレイはUnited Pluginsの「PluralisPluralis」です。最大の特徴はこちらも直感的に操作できる点でしょう。

DAW内蔵のディレイに比べて大きな差は感じませんが、選択肢を増やす考えの元、是非自身の武器の1つにしてください。

参考動画

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