【DTM】おすすめのベース音源5選! 生楽器に近い最強の音はどれ?
本日はおすすめのベース音源について解説します。
たくさん種類があって悩ましいと思いますが、自身の環境に合うソフトウェアをチョイスしてみてください!
今回厳選した音源は主に5種類です。
- SPECTRASONICS / Trilian
- TOONTRACK / EZ BASS
- IK Multimedia / MODO BASS
- Ample Sound / Ample Bass Electric Bundle
- Native Instruments / SCARBEE BASS
1つずつ深掘りしてみましょう!
Trilian(SPECTRASONICS)
SPECTRASONICSには3種の神器なんて呼ばれていた「Omnisphere」「RMX Stylus」「Trilian」を販売しています。現在は「Key Scape」も加わりましたが、今回紹介する「Trilian」は現在も人気のベース音源です。
プロユースのベース音源は限られてくると思いますが、基本的にTrilianで全て解決するでしょう。シンセベースやアップライトベースも入っているので、即戦力なプロユース音源と考えて問題ありません。
PECTRASONICS / Trilianの主な特徴
メーカー | SPECTRASONICS |
容量 | 34GB以上の空き容量が必要 |
内容 | エレキベース、ウッドベース、アコースティックベース、シンセベース |
動作感 | ライブラリによってはやや重め |
メリット | 音も良く、沢山のベースサウンドが使用可能 |
デメリット | 多くの空き容量が必要で、音色によってはマシンパワーが必要 |
EZ BASS(TOONTRACK)
今回紹介するベース音源の中でも独自の路線を走る「EZ BASS」。ドラムやピアノなどのMIDIやオーディオデータから、自動的に一致するベースラインを作成する事も可能です。
我々のレッスンでは0を1にする事を大切にしているので、積極的に自動生成機能は使用しませんが、体系的にベースを理解するという点では優れものだなと感じます。
TOONTRACK / EZ BASSの主な特徴
メーカー | TOONTRACK |
容量 | 10GB以上の空き容量が必要 |
内容 | エレキベース |
動作感 | 普通 |
メリット | 楽器経験が少なくてもベースラインの作成が可能 |
デメリット | 良くも悪くも楽をしてしまう |
MODO BASS 2(IK Multimedia)
「ベタ打ちしても生っぽく聞こえる!」と話題になった「MODO BASS」
ネック、弦、ボディなど各構成要素のふるまいを再現して発音する、フィジカル・モデリング音源です。
少しマニアックに感じるかもしれませんが、音の違いを理解する事はトラックメイキングにおいて重要な要素だと考えられます。楽器経験の少ない方にとって教材としても位置付けられるベース音源でしょう。
必要容量も少ないので、PCやMacの空き容量が無い方にもオススメです。ベーシストをポケットに入れられるような感覚で流行りの音源です。
MODO BASS 2の主な特徴
メーカー | IK Multimedia |
容量 | 200MB以上の空き容量が必要 |
内容 | エレキベース、ウッドベース |
動作感 | 軽い |
メリット | 動作が軽く、サウンドの微調整が可能 |
デメリット | DTM初心者にしては少し高額 |
Ample Bass Electric Bundle(Ample Sound)
アコースティックギターの音源でもお馴染みの「Ample Sound」のベース音源の紹介です。
正統派で素直な「使える」サウンドが魅力です。密かに隠れて使用しているクリエイターは多い印象があります。
今回はバンドルなので、エレキベースがまとまって収録されていますが、好きなベースを単品で購入する事も可能です。ただDTM初心者の方は何を買って良いのか分からないと思うので、基本的にはバンドルで良いでしょう。
Ample Bass Electric Bundleの主な特徴
メーカー | Ample Sound |
容量 | 10GB以上の空き容量が必要 |
内容 | エレキベース、ウッドベース、アップライトベース |
動作感 | 普通 |
メリット | 扱いやすいサウンド |
デメリット | バンドルだと高額 |
Ample Bass in 1 Bundle
通常のバンドルに加えて、ウッドベースやアコースティックベース音源が欲しいという方はこちらの商品がオススメです!高額になりますが、Ample Soundは多くのクリエイターにも愛用されている製品で、音楽制作の現場的な視点から見ても検討の価値がありそうです。
SCARBEE BASS(Native Instruments)
あまり注目を浴びませんが、Native Instrumentsの「SCARBEE BASS」もオススメです!
Kontakt Player、またはKontaktが必要になります。こちらも比較的素直なサウンドで扱いやすいでしょう。
SCARBEE BASSを単体購入するより、Native Instrumentsのバンドル製品「Komplete」を購入して使用するケースが多いです。
Native Instruments / SCARBEE BASSの主な特徴
メーカー | Native Instruments |
容量 | 2.9GB以上の空き容量が必要 (Kontakt PlayerまたはKontakt必須) |
内容 | エレキベース |
動作感 | 軽い |
メリット | 動作が軽い |
デメリット | 単体で購入するには高額(Kompleteを購入した方がお得?) |
Native Instruments Kompleteはどんな人にオススメ?
【用途・目的別】おすすめベース音源比較表!
区分けが難しいですが、個人的に考えられる環境やシチュエーションに分けてみました。
価格も様々ですので、自身に合う音源に会えると嬉しいです。
とにかくベース音源が欲しい! | 自動でベースを打ち込みたい | 独自のリアルサウンドを表現したい | |
SPECTRASONICS / Trilian | ○ | × | ○ |
TOONTRACK / EZ BASS | ○ | ○ | ○ |
IK Multimedia / MODO BASS | ○ | × | ○ |
Ample Sound / Ample Bass Electric Bundle | × | × | ○ |
Native Instruments / SCARBEE BASS | × | × | ○ |
東京都出身。23歳で作曲家、28歳で作詞家デビュー。アニメやTV番組、パチンコ等の音楽制作をはじめ、メジャーアーティストの音響やサウンドエンジニアも担当。2017年4月にオンライン専門の「Next Lead Music School」を設立し、音楽の専門学校を超えるサービスを目標に運営中。東京都から栃木県へ移住し行政の委託事業も遂行。日本のマーケターになりたい。