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【DTM】初心者におすすめのソフトウェア音源6選! 現役作曲家&DTM講師が解説

本日はDTMが初心者が最初に買い足すソフト音源について解説していきます。

どれから揃えていけば良いか悩んでいる方は多いと思うので、是非参考にしてみてください。

「このソフトシンセが欲しい!」という要望が無い限り、リズムや音域の低いベース等のベーシックなソフトシンセから揃えていくことで、楽曲のクオリティアップに直結していきます。

今回はこの「ベーシック」という点と、「クオリティアップ」に注目して書いていくので、ベストなソフトシンセに出会えると嬉しく思います。

①.SPECTRASONICS / Stylus RMX

SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Stylus RMX

リズム専門音源、Spectrasonicsの「Stylus RMX」

生のドラム音源というより、ループ音源やクラブ系の音色、パーカッション等の打楽器等のサウンドが豊富に収録されています。

「三種の神器」の1つとして高い人気を誇っており、様々なリズム系のソフトシンセが販売されていても、なお現役のラインナップです。

全体的にパキっとしたサウンドが多いですが、リズム音は重ねて使用する事も多いので、持っていて損は無いでしょう。

私自身はパーカションを取り入れる際、レコーディングするかStylusを使用するかの二択です。

これからも頼りになるソフトシンセだと考えています。

②.SPECTRASONICS / Trilian

SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Trilian

こちらもStylus同様のSpectrasonicsのベース音源「Trilian」

生ベースだけでは無く、シンセベースも収録されているクリエイター必須のソフトシンセです。

少々重いソフトシンセなので、パワーの無いPCをお使いの方は注意が必要です。

ベースの種類だけでは無く、演奏方法も沢山収録されているので、ベーシストの仕事も奪っているようにも感じます。

③.Native Instruments / KOMPLETE 14 SELECT

比較的目にする事が多いであろう、NativeInstrumentsの「KOMPLETE14 SELECT」

同じKOMPLETE14でも複数のラインナップが存在しますが、これから新規で買われる方に向けた、1番グレードの低い製品です。

先ほどのリズムやベース等に特化した音源では無く、マルチに収録されている製品です。

ベースも入っているので重複する事もあるかと思いますが、やはり音源によって質感やレンジ感が異なるので、サウンドの武器は多くもっていて損はありません。

ピアノやオルガン、シンセサイザーも収録されていて、「使える」と感じるサウンドが多いです。

歌楽曲を作ろうとされている方は必須と考えても良いかもしれません。

様々なメーカーがKOMPLETEに収録されている「Kontakt」に合わせて、ライブラリーを販売しているのも、オススメできる理由の1つです。

ラインナップのランク上げると、ストリングス音源が使えるようになるので、もし予算に余裕がある場合は、そちらを検討してみると良いでしょう。

中途半端な製品を買うと、結果的に買い直して高くついてしまう事があります。

④.XLN AUDIO / Addictive Drums2

またまたリズム音源になりますが、こちらは生ドラム音源として有名なXLN AUDIO「Addictive Drums2」

初心者でも扱いやすい製品で、サウンドも派手に感じる点がオススメできます。

動作もドラム音源の中では比較的軽く、導入しやすいです。

⑤.Reveal Sound / Spire

Reveal Sound ( リビールサウンド ) / Spire

少し初心者向けでは無くなるかもしれませんが、導入するとテンションが上がるかも?しれないソフトシンセ、Reveal Soundの「Spire」

ダンスサウンドやイケイケのトラックに活用する事が多いですが、Popsや歌物にとってスパイスになるソフトシンセでしょう。

プリセットも沢山販売されているので、活用すれば初心者でもカッコ良いサウンドが得られます。

⑥.BEST SERVICE / CHRIS HEIN HORNS COMPACT

最後にBEST SERVICEの金管音源、「CHRIS HEIN HORNS COMPACT」のご紹介です。

ストリングス音源をピックアップしようかと思いましたが、KOMPLETEをアップグレードするとストリングスを複数チョイス出来るので、ブラス音源を選定しました。

KOMPLETEをアップグレードすると、もちろんブラス音源も使えるようになります。

このCHRIS HEIN HORNSの良い点は、実際に演奏した感覚に近い奏法が多く、リアリティのあるブラスアレンジが可能です。

他のCHRIS HEINシリーズはソロ音源に特化しているのも多いので、もし気に入ったら今後も重宝できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

いったい何個買わせるんだ?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、初心者でも上級者でも、導入すれば楽曲のクオリティーがあがること間違いなし!

DTMは突き詰めればコストが膨らみますが、音源を揃えることでクオリティーだけではなく、モチベーションも上がって楽しくなるのでおすすめです!(お財布との相談は必要ですが……笑)

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