ボーカリストの視点で話し方を改善!【声の響き/滑舌/好印象/テンポのつけ方】
声のお悩みをボイストレーニングの知見で改善!
本日は「声の悩み」についてのお話しします。
最近はテレワークやリモートでやりとりをする事が増えた一方、機材環境を除いても「声の悩み」をお持ちの方が増えた印象です。
会議内容を録画した際に、自身の声に良い印象を持たなかったというのも経緯の1つと考えています。
多くの人が抱える「声の悩み」
我々はオンラインの音楽スクールなので、「声」に関して様々な悩みを持つ方から問い合わせ頂きます。大きくカテゴライズすると「声が小さい」、「声が通らない」というお悩みばかりです。
この悩みは単純に声のボリュームを大きくすれば解決する!と考える方は多いと思いますが、実際の所は少し異なります。
「声が通る人」というのは声が小さくても聞き取れやすいです。
この違いは何でしょうか?上記の動画と合わせて詳しく見ていきましょう!
1.声に響きがあるか?
「響き」なんて音楽だけでしょ!と考える方は多いと思いますが、非常に重要な要因の1つです。
この「響き」は口の中や自身の骨格、喉の筋肉のコントロールによって生み出す事が可能です。
これは歌を歌う事とまったく一緒です。
結果的にボイストレーニングや歌のレッスンを受ける事で改善に結びつきます。
2.滑舌改善
滑舌というのは舌の運動なので、声優さんや俳優さんが行う「滑舌トレーニング」というのも有効です。
この滑舌トレーニングの他に、「歌詞が沢山詰まっているJ-POPを歌う」というのもオススメできます。
全ての歌詞をリズムに合わせて言い切っていくというのが良い練習になります。
既存の楽曲は既に歌手やシンガーが歌っているので参考になる点が多いです。
何もリズムや指標がない状態でトレーニングをしていると、ただ早口になっているだけの可能性も考えられますので、歌を取り入れたトレーニングも実施してみましょう!
3.緩急のある話し方
よく講師間の間でも話になりますが、街頭演説をしている政治家や立候補者の話し方に改善の余地があると感じる事が多いです。
沢山の人に訴え掛ける立場にいる人は、多くの言葉を届けるだけではなく、良い印象やイメージアップに繋げなくてはなりません。
多くみられる事例としては「話しのテンポ感を揃えてしまう」シーンを見かける事が多いです。
話に緩急をつける事を意識されている方は少ないと感じます。
音楽をやっていると休符が出てきますし、演奏や編曲でも引き算する事が大切で難しい所でもあります。足すのは簡単だけど、引くのは難しいといった所でしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
歌が上手な方で「話し方」に悩みが無いケースが多いのと同様に、ボイストレーニングの視点で改善できる事は沢山あります!
是非導入してみてください!
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