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【動画解説付き】「夜に駆ける」弾き語りのコツをボーカル講師が解説!

「夜に駆ける」の弾き語りのコツをボーカル講師が解説!

「パソコン1台で紅白出場!」

こんなワードがメディアに飛び交うようになり、気づけばパソコンを片手に音楽制作に挑戦する方が増えました。

今回は人気ユニット「YOASOBI」の『夜に駆ける』の歌い方を男性ボーカル講師が解説!。

性別問わず関係するポイントもありますが、最後まで是非ご覧ください。

【アコギでYOASOBI】夜に駆けるを男性が弾き語り!

1.「ブレス」

「ブレス」いわゆる「息継ぎ」が1つ目のポイントです。

メロディーの高低や言葉の多さの問題では無く、本曲は単純に息継ぎをする機会が少ない楽曲です。

では、そんな息継ぎの少ない曲の場合はどのように歌えば良いでしょうか?

まずは短く大量の空気を鼻から取り入れる練習をしましょう。

できるだけ短い時間で沢山の空気を取り込んで、それを歌で吹き出すという循環を心がけてください。

2.「Bメロに注目!」

「夜に駆ける」に限らず、曲を聴くときは歌詞のノリやアクセントを探すことを意識してみると良いでしょう。

例えば『夜に駆ける』の歌詞からピックアップすると、Bメロの「チックタックと」の箇所【チ】、【タ】、【と】をハッキリ歌ってあげるだけで、「チックタックと」に聞こえますね。

そのすぐ直後も、「触れる心無い」と「言葉うるさい」の【無い】、【さい】が韻を踏んでいるのが分かります。

この2点をしっかりと意識して歌うだけでも、ノリが良くグルービーな歌唱につながるので、是非挑戦してみてください!

3.「奏法とキー」

ギターの場合はピアノと違い、キーによってコードを押さえる形が変わってきてしまいます。

まずは原曲に対してどのくらいキーを変えるか確認しましょう。

男性の場合は大幅に下げるか、逆に2音程上げて展開するとハマる可能性が高いです。

また、曲全体で同じコード進行が続くので、コードを自分なりにアレンジして変化をつける方法もおすすめ!

動画内のAメロでは、キーをA♭に設定し、D♭Maj7→C7(♭13)→Fm7(9)→B♭7(13)をループしています。

原曲とは異なりますが、少しオシャレに聞こえるのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何かと常に忙しい楽曲ですが、100点を取りに行くより、100%の力を出そう!と意識した方がパフォーマンスは発揮できるかもしれません。

というのも、曲自体が「ボーカルエディット(歌の音程やリズムの修正)を前提に制作されているから」といえます。(筆者の個人的な感想になりますが……)

この点に関しては賛否ありますが、現在の商業音楽は修正やエディットがマストなので、日頃皆さんが聞いてる音楽も「修正」されている事が多いとお考えください。

逆にこの「難しい曲」と話題になるという点も、マーケティングの1つだなだと感じることもあります。

以上のポイントをもとに、まずは「楽しく歌い切る事」を目標に挑戦してみてください!

それでは良い音楽生活をお過ごしください。

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