シンガーソングライターから見たミックスボイス

ボーカルテクニック

ミックスボイスの謎

皆さんこんにちは、ボーカルコース/DTMコースの大友マサノリです。 今回は「ミックスボイス」について記事を書いていきます。

ミックスボイスって?

ミックスボイスとは、そもそも何でしょう。

何かと何かを混ぜたものなんでしょうけど、ボイスって事は地声と裏声でしょうか。 はい。それです。分かり易いですね。

私は、音大で声楽を学んだわけではなく、ボイストレーニングを受けてきたわけでもなく 18歳からのバンド活動を通して現場で色々学んで来たタイプですので、現在のボーカルトレーナーになるまではミックスボイスとやらの正体を知りませんでした。

もちろん名前くらいは知っていましたが、自分には出せない声だと思っていました。

それどころか色々と調べていくうちに、チェストボイスとかヘッドボイス、エッヂボイスとかいうものまであるじゃないですか。地声と裏声って事でしょ?


百歩譲ってファルセットよ。 何でもかんでも横文字にしやがって。チョッキのことベストって言うヤツと一緒じゃないか。 (いやいや大友さん、ベストはもう古い、ジレってゆーんスよ。)(うるせー)

兆候やトレンド

現在は落ち着いて来た感がありますが、一時期このミックスボイスは世界的なトレンドとなっていました。

あくまで私の考察ですが、日本でもミックスボイスが知れ渡ってきた頃にこの「○○ボイス」というのに揃え るように「チェストボイス」や「ヘッドボイス」という呼び名に変わっていったのではないかと思っています。

チェストボイス=地声、ヘッドボイス=裏声、ミックスボイス=その中間 という解釈で概ね正しいかと思いますが ボイストレーナーによっては厳密には違うものという考えの方も数多くいらっしゃいますので まだまだ掘り下げられる分野かと思います。

ミックスボイスについては本当に様々な解釈があり、ボイストレーナー毎に様々な教え方がありますし 歌い手ひとりひとりの声質や声区によっても違うものですので 「これが正しいミックスボイスだ」というものは存在しません。だから難しいですし、謎めいているのです。

今回は私の考えるミックスボイスの出し方を言葉の上で説明していきますが、必ずしも全ての人に当てはまるとは限りませんのでご了承ください。

本気でミックスボイスを手に入れたい人は、やはりボイストレーナーに師事することを強く推奨します。

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ミックスボイスにトライ

さぁ、実際に自分のミックスボイスを探しにいきましょう!

私が教えるミックスボイスの出し方は超カンタンです。

意識するのは「声帯」と「共鳴腔」。(声帯と共鳴腔に理解がある事を前提にさせてもらいます) 声帯は地声の時のように完全に閉じた状態にしてください。

そして響かせる共鳴腔は鼻腔などの顔の前の方です。 この状態で発声し、(アーでもウーでも何でも良いですが、オススメはマー) 低いところから半音ずつ上げて行きましょう。

音程が上がるにつれて、どんどん音量も上がるはずです。 声を前に前にと響かせるのがツラくなってきます。だんだん喉がキツくなってきて… ついには声帯がパッカリ開き、裏声に切り替わる、と。

大丈夫、それで正解です。 その、ツラい音域。ここをミックスボイスにすることで、楽に発声できるようにしましょう。という事です ね。 さてどうするか。

響かせていた共鳴ポイントを、少しずつ後ろへ移動させてみてください。

ちょっと高いな、と思ったらおでこの辺り。さらにその上に行ったら頭頂部。 そしてもっと高くなって最終的に裏声に切り替わる直前では後頭部へ。 というイメージで、高くなればなるほど後ろ髪を引っ張られるかのように 共鳴ポイントを後ろに移動させていくのです。

そうすることで地声からスムーズにミックスに繋がります。 この間、声帯はずっと閉鎖状態です。

いかがでしょうか?

鍛錬の積み重ね

私はこれを音楽活動の中で自然に身につけたのですが、正直これがミックスボイスだとは思っていませんでし た。

しかしある時、とあるボイストレーナーさんに、「それミックスだよ」と言われ、自覚のないまま出来て いたのですが、その一言ですごく心が軽くなった感覚を今でも覚えています。

ちなみにミックスで最高音まで到達して、そこから声帯をパカッと開けばそれが裏声になりますので これもまたスムーズに繋がるはずです。

まとめ

以上が、私流のミックスボイスの出し方になります。

これに関しては本当に様々な意見がありますので、反対意見も出る炎上案件かと思いますが 実際に私の受け持つ生徒さんでも多くの方がこの教え方でミックスボイスを習得してくれていますので、これはこれでひとつの方法としてここに置いて行きます。

「歌がうまくなりたい」という強い気持ちをお持ちの皆さんには忘れて欲しくない事があります。

それは月並みではありますが「うたう事を楽しむ」事です。

知識を増やしてばかりで頭でっかちにうたうのでは聴く人の心を動かす事はできません。 あなたが「うたうことの意味」を明確にした上でボイトレに取り組んで頂きたいと思います。

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