
初心者にオススメのアコギ弦を作曲家が解説!
初心者にオススメのアコギ弦を作曲家が解説!
本日は初心者にオススメのアコースティックギター弦を紹介したいと思います。
これまでギターレッスンを展開してきた中で、生徒さんから頂いた要望や状況を見て選んだので、良かったら参考にしてください。
今回選定した基準は
- 価格
- 寿命
- 弾き心地
シンプルに上記3点を注目して選びました。

PLAYTECH ( プレイテック ) / Premium AGS1048
まずは初心者にも嬉しい、安価なラインナップが多いプレイテックのアコギ弦!
私自身、初心者には最低価格のアコギ弦で十分だと考えています。
楽器屋でオススメされる理由は色々あるかと思いますが、初心者には細かい性能まで実感できないと思います。
楽器を始める時は、率直に取りかかりやすさが重要だと考えているので、シンプルに買いやすい物をチョイスしましょう。
まずはこのようなラインナップから使用して、徐々に自身に合う弦を見つけていくのがオススメです。
弾きやすさについてですが、弦も一般的な太さでありながら、アコースティックギターにしては少し細めの製品をチョイスしました。
なので指への負担が少なく、弾きにくいと感じるリスクを極力抑えたラインナップになります。
コストパフォーマンスの高い商品だなと感じさせられます。
DADDARIO ( ダダリオ ) / EJ15 Phosphor Bronze Wound Extra Light
人気メーカーダダリオのアコースティック弦です。
先述のプレイテックの弦と同じ太さで、比較的扱いやすいラインナップになります。
私は普段はこちらを使用しておりますが、もう少し太くしないと、普段使用しているギターには物足りないなと感じる瞬間があります。
本製品は3パックセットだと安くなるのも魅力の一つです。
弦の寿命は一般的で良くも悪くもないと認識しています。
以前、こちらのダダリオ弦を使用し、CとGコードを使った演奏動画を作成しましたので、良ければ合わせてご覧ください。
CとGの2つのコードでギターソロを演奏!オシャレなアコギ
ELIXIR ( エリクサー ) / NANOWEB Phosphor Bronze Custom Light #16027
錆びにくい弦で有名なエリクサー。錆びる前に弦の元気が無くなってきます。
フローティングしてある弦なので、劣化しにくい商品です。数々のアーティストも好んで使用しています。
今回チョイスした弦の太さは、先述のラインナップより少し太いです。
エレキギターにくらべて、アコースティックギターは手への負担があるので、太い弦だと手や腕が疲れる事が多いでしょう。
弾いてるうちに、だんだんと握力がなくなっていく感覚が近いかもしれません。
カポタストや簡単な奏法を活用すれば問題ないですが、ダイナミックなサウンドを得る為に弦を太くすると、演奏するのが大変になってきます。
弦の太さは色々試す価値はありますが、無理せず弾きやすいのをチョイスしましょう。
もちろん先述のプレイテックとダダリオと同じ太さの弦も販売されているので、ご安心ください!
たまにしか弾かないから寿命の長いエリクサーを使用される方もいますが、個人的には毎日弾いている方にもオススメできます。
なぜなら、張りたての感覚を長い間保てるので、コストパフォーマンスが最高だと考えられます!
少々高額ではありますが、長い目を見ると格安かもしれません。
MARTIN ( マーチン ) / MA535 AUTHENTIC ACOUSTIC SP 92/8 PHOSPHOR BRONZE Custom Ligh
私はギターを始めた当初、ずっと使っていたのがこのマーチン弦でした。
段々とダダリオやエリクサーの方がいろんな面で派手に感じてきたので、いつしか使わなくなってきましたが、年を重ねるごとにマーチンの魅力に惹かれています。
マーチンのギターにはマーチン弦が必須な印象がありますが、他メーカーのギターにもマッチします。
太さや他のラインナップもありますが、程よく派手で音に深みもあるので本製品をオススメします。
もう少し価格を落としてくれないかな?といつも思っていますが、流石老舗メーカーそこは譲れないのでしょう。
寿命はそこそこある印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポイントとしては、まずはプレイテック等の弦を選び、それから色々なラインナップの弦を試していく流れが良いと思います。
弦は製法や素材によってサウンドや寿命が異なりますが、良い弦と巡り合って頂けると嬉しく思います。


Next Lead Music 代表
経営者と財布職人の祖父2人を持つ、ハイブリッド血統の音楽家。
IT×音楽×文化をテーマに、新人・ベテラン、活動地域関係なく、ミュージシャンの文化活動を応援している。
アニメ等の作詞作曲編曲や、メジャーアーティストのエンジニアリング、ライブ音響等、幅広く活動すると同時に、音楽や文化がインターネットを通して社会の活力になる事を目標に日々発信している。今後は地方創生にも携わりたい。
オンライン専門のミュージックスクール「Next Lead Music School」を経営。