【DTM講師&作曲家が厳選!】コスパの良いおすすめMIDIキーボード5選

MIDIキーボードを導入しよう!

私、ピアノ弾けないし…MIDIキーボードってDTMやるのに必要?

そのように感じている方は多いのではないでしょうか?率直に申し上げますと、MIDIキーボードは「無くても」DTMはできます。

パソコンにインストールしたソフトウェアのシンセサイザーは、MIDIの信号を経由することで音が鳴るという仕組み。

MIDIの音はマウスで1音1音ポチポチ押していく事も可能ですが、かなり途方にくれる作業なのです……。

MIDIキーボードは、鍵盤で直感的にMIDIの音を入れることができてしまうというスグレモノ。

例えば歌モノの曲を作っている時でも、ガイドメロディーやドラム、ストリングス(バイオリン)などの楽器も打ち込みやすくなるうえ、何より作業時間の短縮にもつながります。

これから曲作りにトライする人は、楽器に触れたり勉強する機会を増やしたいと考えていることでしょう。

MIDIキーボードを使って鍵盤に触れることで、将来的な音楽活動のプラスにもなります!

今回は、DTM講師がおすすめするMIDIキーボードをいくつかピックアップします。それぞれのメリットデメリットも記載しますので、自身のライフスタイルに合わせてチョイスしてみてください!

おすすめMIDIキーボード①:M-Audio Keystation49

筆者イチオシ!

比較的小さい49鍵の中でとても実用的なサイズのMIDIキーボードです。

M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation49 mk3 USB MIDIキーボード 49鍵

メリット

個人差はありますが、パソコンの目の前にあるには程よいサイズ感。

価格も10,000円以内とリーズナブルで、音楽理論の学習をされる人やDTMで曲作りをする人にはとてもおすすめです!

筆者が運営してるスクールの生徒さんも、本製品を買われる方は多いです。

デメリット

グランドピアノ等の鍵盤数が多い楽器をDTMで打ち込む際は、足らないなと感じるシチュエーションが訪れるかもしれません。

ただ、打ち込んだ後にデータを上げ下げすることもできるほか、オクターブ変更のボタンですぐにオクターブを変更することができます。

おすすめMIDIキーボード②:M-Audio Keystation61Ⅲ

61鍵は少し大きいですが、一度購入しておけばしばらく買い換える事はないでしょう。

M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation 61 MK3 MIDIキーボード

メリット

61鍵があれば、一通りの事は網羅できます。ギタリストでピアノはガッツリ弾かないけど、可能な限り大きなMIDI鍵盤を買いたい場合におすすめです!

デメリット

意外と大きいです。実際に自宅の机に置いた際はとても存在感があるとお考えください。

サイズも49鍵と比べると大きいので、値段もそれなりに上がってきます。

DTMは備品やソフトを購入する事が多いので、15,000円程度という価格は少々高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

おすすめMIDIキーボード③:M-Audio Keystation88

筆者はこのM-Audio Keystation88をマスターキーボードとして愛用しています。

M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation 88 MIDIキーボード

メリット

フル鍵盤なので、ピアノのアレンジやレンジの広いソフトシンセを使って編曲をする際におすすめ!

1台あれば、基本的になんでもこなせるMIDIキーボードです。

実際のピアノタッチでは無くプラスチックなので、鍵盤もギターも弾く目線で考えると、演奏した感覚を得られないのが気がかりですが、扱いやすいので重宝しています。

デメリット

とにかく邪魔です。

私は机の下にしまっていますが、机の上に常駐させる場合はスペースが減るうえ、立てかけて置いてもそれなりの幅を取るでしょう。あと長期間使っていると少し黄ばんでくるので、そういった点もマイナス点になります。

おすすめMIDIキーボード④:M-Audio Keystation Mini32 MK3

マスターキーボード(88鍵等の大型鍵盤)を既に持っていて、サッと手軽に使いたい時にも便利な小型のMIDI鍵盤です。私もサブキーボードとして常駐しています。

M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation Mini 32 III MIDIキーボード

メリット

小さいキーボードならば全般的に言える事ですが、比較的な安価なラインナップが多く、リズムの打ち込みや、手軽に音の確認をする際には便利です。

持ち運びや自宅にもセッティングしやすいサイズになり、初心者がとても手を出しやすいという点もおすすめポイントの1つです。

デメリット

鍵盤そのものが少しチープな物が多く、実際に鍵盤を押した感覚を感じれないかもしれません。

また、ピアノでいうところの、左手や低い音域や高音の鍵盤がすぐには弾けず、サスティーンペダル(ピアノ奏者が足元で踏むペダル)のセッティングも出来ない製品も見受けられます。

軽く音を入れたい時などに、49鍵以上のMIDIキーボードと併用しつつサブとして使うのもおすすめです。

「形から入りたい」人におすすめのMIDIキーボード「KOMPLETE KONTROL」

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE KONTROL A49 キーボード

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE KONTROL A49 キーボード

少し値段は上がりますが、人気のKOMPLETE KONTROL。

数多くのプロも作曲編曲で使用しているNaitve Instruments社の製品が直感的にコントロールできるMIDIキーボードです。

見た目もカッコよく、打鍵感もちょうどいい、そしてより直感的に音を操ることが可能。

ただ、音の種類が豊富すぎるあまり、完全な初心者が作曲や編曲で使いこなすのはちょっと大変かもしれません。

値段もやや高めですが、「最初から作れる音楽の幅を増やしたい!」という、いわゆる「形から入る」派の人にはかなりおすすめのキーボードといえます。

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE KONTROL A61 MIDIキーボード

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE KONTROL A61 MIDIキーボード

鍵盤数が61鍵のバージョンもあり、こちらはより実践的なMIDIキーボードとして使うことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は初心者向けにコストパフォーマンスの良いラインナップを紹介しました。

M-Audioは動作も安定していますし、必要最低限の物がしっかりあるという点が何よりもオススメできます。

USBに繋げばすぐ使えるというのも、DTM初心者にはありがたいのではないでしょうか?

情報が溢れている現代ですが、本記事があなたのDTMライフに寄り添えていたら嬉しく思います。

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