ギタリスト&ベーシスト必見!宅録でオススメのDIはどれ?【DTM】

自宅録音で優秀なDIを紹介!

本日はエレキギターやエレキベースを自宅でレコーディングする際にオススメのDI(Direct InputまたはDirect Injectionとも呼ばれる)について解説します。宅録における環境を見直したい方は参考にしてください。

DI(ディーアイ)とは?

まずDIはギターやベース等の楽器の信号を直接録音機器や音響システムに送るため機器です。主にインピーダンスを変換する目的で使用します。ギタリストはアンプを通してマイクを使って音を拾いますが、DIボックスを使用することで、アンプを経由せずに楽器のクリーンな信号を直接録音やPAシステムに送信することが可能になります。

DTMでの使用の場合はオーディオインターフェースを使用して録音したデータに対して、アンプシミュレーター等を活用して音を増幅させます。劇的な変化は感じにくいかもしれませんが、素材を質を左右する可能性があるので軽視する訳にはいきません。

尚、DIによって個性があり近年ではレンジの広い製品が好まれる傾向にあります。

DIの種類

主なDIの種類は下記の2種類です。

  • アクティブDIボックス:電源を必要とするもので、低出力の楽器に適しています
  • パッシブDIボックス:電源不要で、主に高出力の楽器やラインレベルの信号に適しています

近年ではプリアンプやエフェクターにDIが搭載された製品も発売されています。

おすすめのDI①:KLARK TEKNIK / DN100-V2

密かに一部のミュージシャンやエンジニアに人気なのがKLARK TENIKの「DN100-V2」です。本機はモノラル用のDIですがステレオ用DIも販売されています。

安価な割にはレンジも広く使いやすいの特徴で、最初のDIとしても導入する価値がありそうです。本機を1つの指標にして、DIが搭載されたマイクプリやエフェクターを検討してみても良いでしょう。

おすすめのDI②:RUPERT NEVE DESIGNS / RNDI

エレキギターに限らずエレアコの録音でもおすすめなのがRUPERT NEVE DESIGNSの「RNDI」です。本機もモノラル専用のDIです。商業用の音楽を制作されている方の中で、本機に行き着いた方が多いのではないでしょうか?Portico等のプリアンプをお使いの方にとっても印象が良さそうです。

エレアコをライブで使用する際に本機を持ち込むミュージシャンやアーティストは増加傾向にある印象があります。個人的にはRNDIに対抗する同価格帯のDIが販売されて欲しいなと思います。

おすすめのDI③:UNIVERSAL AUDIO / LA-610 MKII

UNIVARSAL AUDIOのLA-610 MK2はベーシストに強くおすすめできます!マイクプリに限らずコンプレッサーとしても優秀な本機です。

私自身も20代前半の時に勢いで購入してしまい所有しております。以前からギターよりベースで採用する事が多いです。チューブサウンドにするよりはナチュラルなサウンドにする事を意識してサウンドメイクすると良いでしょう。

アコギをマイクで録る為にマイクプリとしての活用や、DIをエレキギターで使用する事も可能ですが、ギターの場合は全般的に音が丸くなりすぎてしまう印象があります。

おすすめのDI④:UNIVERSAL AUDIO / 6176

エレキギターを録音する際にUNIVERSAL AUDIO 6176のDIを使用するのは非常におすすできます。

全体的に音がパキッと枯れた感じになるので、私の周りの作曲家や編曲家の間でも愛用されています。ベースの録音で使用した事がありませんが今度試してみたいです。

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