ウクレレを始めよう!【ウクレレの選び方】
ウクレレを始めよう!【ウクレレの選び方編】
皆様こんにちは、ウクレレ講師の中川です。
見た目が可愛く、音量も自宅で演奏するのに最適なウクレレ。
本記事ではこれからウクレレを始める方に向けて、少しでもお役に立つことができればと思い、様々な情報発信していきます。
ウクレレの購入について
生徒さんから
- 「ウクレレを買おうと思っているが、どうやって選べばいいか」
- 「オススメのウクレレを教えてくれ」
などの質問をよくいただくのですが、選ぶ基準をその方と相談して決めるようにしているので、明確な答えが無いのが事実です…。
まずは、ウクレレを選ぶ基準を作るための情報を集めていきましょう!
ウクレレを実際に見に行こう!
早速ですが、楽器本体を買うところからスタートしたいと思います。
近頃ではインターネットやオークション、フリマアプリなどで購入する方も多いですが、はじめての方こそ『楽器店へ実物を見に行ってみる』ということをお勧めいたします。
自分に合ったウクレレのサイズとは?
ポピュラーなウクレレのサイズだと、3つのサイズがあり『ソプラノ』、『コンサート』、『テナー』の中から自分の体に合ったものを選びましょう。
実はこのサイズ感がとても大事だったりするので、楽器店へ行くのをお勧めするのはこれが理由だったりします。
何を基準に選べばいいの?
冒頭から度々出てきている『基準』ですが、様々なウクレレがある中で何を基準に選ぶのか非常に難しいところだと思います。
いくつか大事なポイントとして、選ぶ基準を挙げておきますので参考にしてみてください。
最低でも10,000円以上の物を買う
今回はおもちゃと言うよりも、楽器として演奏することを前提にお話ししています。
一番安いウクレレで、3000円位のものから存在するのですが、そういったものは『おもちゃに近い』といっても過言ではないです。
『チューニング(調弦)がなかなか合わなかったり』、『音があまり綺麗に響かなかったり』、『そもそも弾きやすく作られていない』といったことが挙げられます。
基本的にはサイズが大きくなればなるほど値段も高くなっていきます。
価格帯を決めるのは悩ましいところではありますが、一度触ってみて違いを感じることが大事だと思っています。
それぞれのサイズによる選び方
先ほども説明した3つのサイズの中で、弾きやすいと思ったものを選ぶのが1番なのですが、ウクレレを弾く上でのプレイスタイルにも関わってきますので、その点も加えてご説明します。
- ソプラノ:明るく歯切れのよい音で、大人の男性の方だと少し小さく感じるかもしれません。全長が短いので音程が悪い個体も存在するかもしれません。どちらかと言うと、ソロウクレレよりはストロークなどの伴奏に向いているかもしれません。見た目が可愛いのでソプラノサイズを選ぶ方も多いです。
- コンサート:ソプラノよりも少し大きい分、特に左手で弦を押さえる部分で弾きやすさを感じることが多いと思います。ボディーが大きい分ソプラノよりも少し音量も大きく、音色も暖かく感じると思います。ソロウクレレや伴奏など、演奏次第では器用に使い分けることができるかもしれません。
- テナー:少し大きめのサイズで音も大きく、音程も安定していることが多いです。ソロウクレレを演奏したい方は、テナーを一度試してみるのをお勧めいたします。女性や小柄な方には少し抱えにくいと感じる方もいらっしゃると思いますが、ストラップを使うことで安定して演奏することができるはずです。
木材について
ウクレレに使用される木材の種類は、音に関して非常に影響してくる部分です。
ですが、木材に関してはあまり気にせず実際に弾いてみて良いと感じたものを選ぶことをおすすめします。
まとめ
皆様がはじめてウクレレを購入される際に、少しでも良いものに出会えるようアドバイスができれば幸いです。
結局、『音?値段?見た目?サイズ?何で選べばいいの?』となった方もいらっしゃると思いますが、選ぶ基準は人様々です。
その時ウクレレの在庫があるかどうかだったり、たまたま好みの商品を見つけられる時だってあります。
皆様ご自身で何を基準にウクレレを選ぶか、じっくり悩んでみてください。きっと素敵なウクレレと巡り会えるはずです。
次回は、ウクレレ以外の揃えておきたいグッズについても紹介致します!
Next Lead Music School 講師
MI JAPAN OSAKA 卒業
ROCK,POP,FUNK,JAZZ等様々なジャンルを学び上京。
カミングフレーバーや、ゲーム「メダロットS」等の多くの作品にギターやベースで参加。
現在はNovelbright等のライブマニピュレーターとしても活動中。
楽器製作に用いられる木材「マホガニー」の植樹支援活動を行なうNPO法人に携わり、ライブハウスでチャリティーイベントを開催するなど、音楽を通して奉仕活動にも積極的に参加。
楽器販売店のアドバイザーとしての経験も活かし、生徒の皆様の視点になって、レッスンや機材のアドバイスを心がけている。