DTM初心者の将来を見据えたオススメのコンデンサーマイク!
DTM初心者の将来を見据えたオススメのコンデンサーマイク!
本記事をご覧頂いている方は、「DTMではコンデンサーマイクというのを使うらしい」と聞きつけて辿り着いた方かと思います。
本日はそんな方の為に、「実用的で長く使えるコンデンサーマイク」という点にフォーカスを当てて紹介していきたいと思います。
コンデンサーマイクを検討されている方は、是非参考にしてください。
おすすめのコンデンサーマイク①:audio technica / AT2035
人気オーディオメーカー、オーディオテクニカ社のコンデンサーマイクです。
私自身のデモ音源の歌唱をお願いしてるシンガーは、このAT2035を使用しているのを最近知りました。
実際にデータを確認してみると、コストパフォーマンスの高さに驚きました。
今まで自宅やスタジオで様々なマイクを使用してきましたが、1万円台のマイクとは思えません。
マイクは楽曲やシンガー等の相性がありますが、オーディオテクニカのATシリーズは比較的使いやすいのでオススメできます。
この価格帯のマイクでありがちな、高音域が強調されていて綺麗な音に聞こえるっといった事案も感じませんでした。
おすすめのコンデンサーマイク②:AKG / C214
2本目のオススメのコンデンサーマイクは、ヘッドホン等も有名なAKGのC214です。
DTMやレコーディングでは上位機種のC414が定番ですが、このC214も負けておりません。
少し前の話になりますが、C414で歌のレコーディングを行おうとした際に、たまたま知人が持ってきていたC214を試してみたら、こちらの方がシンガーと楽曲にマッチした経験があります。
C214は少しミドルに音の重心が寄っていて、太い音で録音する事ができました。
個人的にAKGはブライトなサウンドのイメージでしたが、このC214は男性のボーカル用のマイクとして候補にあがります。
アコースティックギターやパーカッションのレコーディングにもオススメです。
おすすめのコンデンサーマイク③:LEWITT / LCT240Pro ValuePack Black
3本目のオススメはLIWITTのコンデンサーマイク、LCT240Proです。
LEWITTのマイク全般的に言える事ですが、個人的には工業的なサウンドだなと感じます。
いわるゆるオーディオで言うところの「温かみ」等のアナログライクな視点は見受けられません。
デザインもゲーミングユーザー?を狙っているのか、メーカーの方向性が感じ取れます。
ただこの「工業的なサウンド」がメリットでもあり、ボーカル録音をするとカラオケやバックトラックに馴染む事が多いです。
これまで紹介したマイクに比べて、少し対極的な位置付けのマイクと考えても良いかもしれません。
ある種、現代的なラインナップだと考えられるでしょう。
おすすめのコンデンサーマイク④:BLUE / Baby Bottle SL
独特なルックスを持つ、BlueのBaby Bottle SL。
異様な雰囲気が漂いますが、歴史あるブランドのコンデンサーマイクです。
比較的万能ですが、ボーカルのパンチを出したいなと思う時にチョイスします。
初心者にとっては少し高額かもしれませんが、配信やオンラインの会議で使用したら、一際目立つかもしれません。
おすすめコンデンサーマイク⑤:MXL / V67G-HE
一時期話題になったコンデンサーマイク、MXLのV67G-HE。
他にもラインナップがありますが、1番使えるなと感じた製品をピックアップしました。
本製品は「67」と記載がありますが、ノイマンの「U67」というレコーディングではお馴染みのマイクをモチーフにしていると考えられます。
知人のエンジニアも絶賛しており、「録音した音を少しいじれば、U67だよ!!」と騒いでいました。笑
実際に私も録音してみましたが…U67かと言われたら微妙ですが、レコーディング時に使用するプリアンプやエフェクトに影響されやすいなと感じたので、機材によってはマイク以上のクオリティを演出できるかもしれません。
私がこれからDTMを始めると考えたら、まずはこれを買ってみようと思うかもしれません。
今回のテーマである「将来的に見据えた1本」なのか尋ねられると際どいですが、コストパフォーマンスの高い1本であるのは間違いありません。
必要備品
ご案内しましたaudio-technicaとBULEに関しては、ポップガード(ウインドスクリーン)が付属されてないので、ボーカルの録音をお考えの方は別途必要になります。
使用目的としては、声を発した時の空気振動がマイク伝わらないようにする為です。
基本的にはマイクスタンドに装着する物が多いです。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PG11
まとめ
いかがでしたでしょうか?
想像以上に高かったという意見も出てくるかもしれません。今回は初心者の為に「良い音」と言うよりは「使える音」を録る為のマイクをご紹介しました!
これが将来的を見据えたポイントでもあります。
安価な価格帯の製品は、必要な備品が付いていないケースもあるので注意が必要です。結果的に出費が膨らむなんて事もあるので、是非我々に相談してください!
参考にして頂けますと幸いです。
東京都出身。23歳で作曲家、28歳で作詞家デビュー。アニメやTV番組、パチンコ等の音楽制作をはじめ、メジャーアーティストの音響やサウンドエンジニアも担当。2017年4月にオンライン専門の「Next Lead Music School」を設立し、音楽の専門学校を超えるサービスを目標に運営中。東京都から栃木県へ移住し行政の委託事業も遂行。日本のマーケターになりたい。