【低価格イヤホン】ZERO AUDIO CARBO BASSO

【低価格イヤホン】ZERO AUDIO 『CARBO BASSO』

フレンチ料理みたいで美味しそうな名前のイヤホン。

カルボバッソ一つください。

今回ご紹介するのはZERO AUDIOさんの『CARBO BASSO』になります。

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あまりイヤホンに興味がない方はもちろん、色々なオーディオを聴き比べてきた方にもオススメできる一本となっています。

特徴とシリーズ

今回紹介するイヤホン『CARBO BASSO』はCARBOシリーズという括りの中の一つです。

このシリーズは生産終了機を含めたら結構な種類があります。

テノーレ、バッソ、ドッピォ、メッツォ、アイ etc…

数あるCARBOシリーズでBASSOを選ぶ理由ですが、大まかにわけて三種(テノーレ、バッソ、メッツォ)を抑えて説明させていただきます。

  • 低価格:テノーレ、バッソ
  • 上位機種:メッツォ

テノーレとバッソはいわゆる兄弟機種に当たります。

少々難しい事を言いますと、テノーレは『ドライバーユニット』という部分がφ5.78mmというかなり小さいサイズに対して、バッソはφ8.5mmとかなり大きくなっています。

ドライバーユニットは一概には言えないと思いますが一般的には大きければより良いと言われています。

そして先に発売されたテノーレの良さを引き継いで低音を強化したものがバッソになります。

テノーレの事実上の強化モデルですが音質的にはそれぞれの良さがあります。

そしてメッツォですがバッソ、テノーレの上位機種にあたります。

ここで価格についてですが、現在テノーレ、バッソは3000円前後、メッツォは4000円前後になっています。

低価格のイヤホンを購入しようとする際にこの値段の差はかなり大事だと思っています。

そして本題のなぜバッソなのか…

3000円でこの音買えるんだ!!!!これなんですよね。

機能

以下メーカー説明を踏まえた機能説明

胴体には軽量で高強度かつ制振性に優れた

『リアルカーボン・ファイバー』と『削り出しアルミニウム』の複合強化ボディになっていて不要な共鳴振動を抑制しているので、ドライバーユニットの性能を最大限に引き出しています。

そしてケーブルですが伝送ロスが少なくピュアな音源伝送を可能にした高純度OFC(無酸素銅)を使用したフレキシブルケーブルです。

音楽を聴いているとき服に擦れたりケーブルの揺れなどで発生するタッチノイズをケーブルの長さを調節する事で抑制するスライダーが付いています。

こちらのスライダーには左側に3点ドットが付いており暗闇などでも左右の判別が付きやすくなっています。

音楽再生機器に接続するミニプラグですがL型形状になっており耐久性、実用性に優れています。

製品詳細

型式

ダイナミック型

プラグ

φ3.5mm金メッキ・ステレオ・ミニプラグ [ L型 ]

コード

OFCコード 1.2m [ Y型 ]

質量

4.8g (コード除く)

出力音圧レベル

102dB/1mW

再生周波数帯域

6Hz~24,000Hz

最大入力

200mW ※IEC(国際電気標準会議)規格

インピーダンス

16Ω

音質

3000円とは思えないほど高解像度で各楽器の音がそれぞれ分離していて迫力のある低音をしっかりと出しつつ高音域の抜けも非常に良いと感じます。

かつ女性ボーカルの歯擦音(さしすせそ、の発音等)も耳に刺さらないのもポイントです。

どの音が左右のどこで鳴っているかがわかりやすく、様々なミュージックジャンルを気持ち良く鳴らしてくれます。

個性的な特徴を持ちつつ全体のバランスを纏め上げているイヤホンは低価格帯ではかなり少ないと思っています。

ルックス

パッケージは個人的にかなり安っぽく見えて購買意欲が全然そそられない!

ド○キボーテで投げ売りされてそう。

ケーブルも細くてすぐに断線しそうで怖い!

イヤホン本体とケーブルの繋ぎ目がちょっと引っ張ったら取れそう!

それでもその確かな実力でかなり売れていて発売から8年以上経過している機種ですが、

その人気は今も根強く残っています。

私が低価格イヤホンを漁りをしていた6年前に購入した中で唯一生き残っている機体がこれなのです。

エージングという新品のイヤホンに音をたくさん流す事で内部の機器を安定させ音質を向上させるという、オーディオファンの中でも賛否両論ある行為もこのイヤホンのおかげでかなり信じかけています。

それで3000円!!!安い!!!

『CARBO BASSO』皆さんも是非手に取ってみてはいかがでしょうか?

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