Mooer GE300LITEを使ってギターの音色を弾き比べ!

ギターを変えたら音色はどのように変わるのか!?

皆様こんにちは、講師の中川です。 ギターって本当に沢山の種類がありますよね〜!

見た目がほとんど一緒なのに、2本も3本も持っている人がいたり・・・

「そんな何本も同じようなギター買ってどうするの!?」とお母さんに怒られたり(実体験)

世の中には、そのギターにしか出せない音だってある!!!(はず)

そこで今回はギターを沢山弾き比べたいと思います!!さて、実際に弾き比べするのは・・・こちらのギター達です!!!

ギター

クセが強そうな 個性的なギターが揃ってますね!

一番スタンダードっぽいのはフェンダージャパンのストラトくらいかも。。。

Protoolsを使いレコーディングしたフレーズを並べ、聞き比べできるようにしてみます!

「クリーン」と「歪み」の2種類の音色で弾き比べてみました。

Mooer GE300LITE

ギター → Mooer GE300LITE → i/o(オーディオインターフェース)というライン録音した音色になります。

MOOER / GE300 LITE

MOOER / GE300 LITE

ギターだけを変えて弾いているので各パラメーターはそのままですが、どの程度の「音量」や「音域の違い」が発生するのでしょうか?

使用ギター

まずはギターと使用機材についてお話します。

Fender Japan Stratcaster

Fender Japan Stratcaster

型番不明、シリアルから90年代のフジゲン製と思われます。

ピックアップはCustom’54です。

FENDER Custom Shop Custom ’54 Stratocaster Pickups Set

FENDER ( フェンダー ) / Custom Shop Custom '54 Stratocaster Pickups Set

Fender Musicmaster

60年製で改造多数(元はフロントにシングルPUのみという潔いギター)
PUはJimmy Wallace「PAF」、センターはFender「VintageNoiseless」フロント用です。

Gibson TAK DC

Gibson TAK DC

CustonShop製初期ロットで、50本程市販されていた記憶があります。
コンデンサをバンブルビーに変更したくらいで、ほぼ純正です。

YAMAHA SA2000S

YAMAHA SA2000S

これまた改造多数、PU・ブリッジ・テールピース・電装系。
PUはLindyの「PAF」です。

YAMAHA SG-2

YAMAHA SG-2

67年製 ヤマハ初のエレキギターらしい!ジャキっとした音が欲しい時に重宝します!

GRECO Device TRS60

GRECO Device TRS60

改造多数の上、友人にペイントしてもらったので、もはやこれだけでGRECOのギターとわかる人は相当なオタク有識者!
PUはBareKnuckleの「MississippiQueen」です。

Palmbay Cyclon

Palmbay Cyclon

日本では存在すら知られていないイギリスのPalmbayというブランドのギターです。

昔一時期だけ島村楽器が輸入代理をしていたと聞いたので、その時の物かもしれません。

ブリッジがダンカンの「Cutom5」、フロントはBareKnuckleの「Nailbomb」です。

SEYMOUR DUNCAN / SH-14 Custom 5 Black

SEYMOUR DUNCAN / SH-14 Custom 5 Black

オーディオインターフェース

YAMAHA / AG06 ウェブキャスティングミキサー

便利すぎるミキサー兼オーディオインターフェース「YAMAHA AG06」
音質は悪くなく・・・つなぎ変えるのが面倒で便利さを重視して今回はこちらを使用

YAMAHA AG06

シールドケーブル

NAZCAのシールド

次はシールドです。私はNAZCAを愛用しています。

何種類か取り扱いがありますが、シールドを抜いてもボンッ!ってならないサイレントプラグが便利でレンジが広く感じられ、とても気に入って使ってます!

モニタースピーカー

IK MULTIMEDIA  iLoud Micro MonitorとProTools

おすすめのモニタースピーカー5種でもご紹介した「IK MULTIMEDIA iLoud Micro Monitor」

小型ながら頑張ってくれる可愛いモニタースピーカーです。ホワイトカラーなのも魅力的です!

ギターのスペックによる出音の違い

一口にスペックと言っても、ギターというは本当に沢山のパーツで作られており、ネック・ボディ・指板と木材が中心の部分を始め、フレット・ナット・ブリッジ・ペグ・ピックアップ・ポット・コンデンサ・配線剤etc.などです。

今あげた、これらほとんどが音に影響すると言われているくらいですので、「ギターを変えれば、そりゃ音変わって当然!」と仰る方が大半でしょう。

でも実際に同じ条件下で録音してじっくり聴き比べた人は少ないんじゃないでしょうか?

さあ! それではいよいよ、聞き比べスタートです!

まずはクリーンから!

Mooer GE300LITE

Fender Japan Stratcaster

リア→リア&センター→センター→センター&フロント→フロント

Fender Musicmaster

リア→リア&センター→センター→センター&フロント→フロント

Gibson TAK DC

リア→センター→フロント

YAMAHA SA2000S

リア→センター→フロント

YAMAHA SG-2

リア→センター→フロント

GRECO Device TRS60

リア→センター→フロント

Palmbay Cyclon

リア→センター→フロント

いかがでしょうか!?

ギターそれぞれで音が微妙に違っていますが、特にピックアップの違い「シングル」と「ハム」ではそこそこの違いがありますね。

続きまして歪みです!

Mooer GE300LITE

Fender Japan Stratcaster

リア→リア&センター→センター→センター&フロント→フロント

Fender Musicmaster

リア→リア&センター→センター→センター&フロント→フロント

Gibson TAK DC

リア→センター→フロント

YAMAHA SA2000S

リア→センター→フロント

YAMAHA SG-2

リア→センター→フロント

GRECO Device TRS60

リア→センター→フロント

Palmbay Cyclon

リア→センター→フロント

歪ませた音で聴き比べてみると、クリーンとはまた違った各ギターの良さが感じ取れるような気がしませんか?

個人的にはP90タイプがついているGrecoの音色が最近のお気に入りです!

まとめ

今回は7本のギターを比べてみましたが、如何でしたでしょうか?

使用したギターがマニアックすぎる!っていう意見もあるでしょう・・・笑

実は今回使う予定だったテレキャスが故障してしまったり、使用したギターと似たような機種を3本くらい持っているので割愛したり・・・

もっとギターについての熱い思いを書きたいところですが、またの機会に!!

今回比較した音源は「今回の環境下で私が弾いた音」でしかありません。

あくまでも「それぞれの機材をどんな目的で、どのように使うか」で、出音はガラリと変わります(湿度・壁の素材・電気の安定性などでも)

皆様が目指す音のゴールへの参考になっていたら嬉しいです。

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