作詞に役立つ便利ツールおすすめ6選! 筆がみるみる進む最強アイテムを現役作詞家が解説
こんにちは! NextLead Music School代表兼作詞家・作曲家の森谷です。
作曲や編曲にも挑戦したいが、作詞ならすぐ出来るだろう!と考えてレッスンを申し込まれる方が増えた印象があります。
本音をお伝えすると、作曲より作詞の方が難しいと感じる事が多いものです。
実際に作詞に挑戦してみると、ストーリーやワードのピックアップ、表現方法等の壁は常にあります。
このような悩みをお持ちの方や壁を感じている方は多いのではないでしょうか?
本日はそんな方に向けて、作詞をする際に使用するオススメの便利ツールと、取り掛かる際に用意した方が良いアイテムを紹介します!
①ラッコキーワード
ラッコキーワードはサジェストキーワードを調べるITツールです。体験レッスンでも提案すると喜んで頂けます。
こちらのツールで希望のワードを検索してみると、付随または関連ワードを一括で検索できます。
今回で言うと「作詞」と検索すると「作詞 〇〇」といったように【〇〇】の部分が沢山ピックアップされるのです。
GoogleやYahooといった検索エンジンで既に調べられているワードが表示されるので、予期せぬワードが出てきて、自身のクリエイティブ力や語彙力が一時的にアップします。
これは曲のテーマやタイトルに差し替えて検索すると、歌詞のストーリーや言葉チョイスの手助けになるに違いないでしょう
②作詞支援ツール
名前の通り「作詞支援ツール」です。
約56万語以上の中から検索条件を設定する事により、あなたが考えつかなかったワードをピックアップする事ができます。
単語連想単語検索により、文字数を合わせた適切な単語を探したい時にも活用することが可能です。
③Transcope
運営会社:シェアモル株式会社
Transcopeは、SEOライティングや社内チャットボットに最適な文章作成AIです。 今話題のChatGPTを開発したOpenAI社の最新APIであるGPT-4を利用しております。
作詞を進めて行く上では凝り固まった考えやアイディアだけで進めない事がポイントの1つとして挙げられます。より具体的なワードや抽象的な言葉と出会う際に活用できるでしょう!
尚、Transcopeはテキストだけでなく、URLや画像ファイル等の様々な入力形式に対応可能なのも魅力の1つです。
④weblio類語辞典
馴染みのある方も多い「Weblio」は、様々な日本語を約40万語収録した辞典サイトです。
和英等でお世話になった人も多いのではないでしょうか?
辞書なので、少し難しい言葉探しや学習として重宝します。
⑤紙と鉛筆
随分アナログだなと感じるかもしれませんが、アナログに出力した方が個人的には客観視できる事が多いです。
これは他の曲作りの作業に関して共通しています。
ラフやアイディアはPCやスマートホンで入力して、最終的に紙ベースに落とし込みます。
私の知人の作詞家は、「紙に書いた歌詞を上から見ると客観的に見える」なんて面白い事を言ってました。
⑥ワードリスト
皆さんにおすすめなのが、このワードリストの存在です。
曲ごとでも良いですが、自身でカテゴライズして、世界に1冊だけのワードリストを作りましょう!
あくまでリストなのでPCやスマホにデジタルで保存した方が扱いやすいと思います。
このワードリストは主に下記にように分類するのがおすすめです。
有形名詞
有形名詞は主に存在する名詞を指します。
傘、雨、横断歩道、信号…等
ピックアップするとキリがないですが、曲のテーマに連想できそうであれば、ドンドンピックアップしましょう!
無形名詞
無形名詞は名の通り目に見えない形の無いものを指します。無形名詞は少し難しいです。
気持ち、愛、雨音…等
ちょっと微妙なワードも出てくるかもしれませんが、思い切って書き残しましょう!
有形なのか無形なのか意見が分かれるワードもありますが、それもある意味クリエイティブかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
紙とペンを持ってボーッとしてるだけじゃ何も進みません。
この便利ツールやアナログな方法を組み合わせて、ぜひ素敵な歌詞を書いてみてください!
東京都出身。23歳で作曲家、28歳で作詞家デビュー。アニメやTV番組、パチンコ等の音楽制作をはじめ、メジャーアーティストの音響やサウンドエンジニアも担当。2017年4月にオンライン専門の「Next Lead Music School」を設立し、音楽の専門学校を超えるサービスを目標に運営中。東京都から栃木県へ移住し行政の委託事業も遂行。日本のマーケターになりたい。