
作詞に役立つ便利ツールおすすめ5選! 筆がみるみる進む最強アイテムを現役作詞家が解説
こんにちは! NextLead Music School代表兼作詞家・作曲家の森谷です。
作曲や編曲にも挑戦したいが、作詞ならすぐ出来るだろう!と考えてレッスンを申し込まれる方が増えた印象があります。
本音をお伝えすると、作曲より作詞の方が難しいと感じる事が多いものです。
実際に作詞に挑戦してみると、ストーリーやワードのピックアップ、表現方法等の壁は常にあります。
このような悩みをお持ちの方や壁を感じている方は多いのではないでしょうか?
本日はそんな方に向けて、作詞をする際に使用するオススメの便利ツールと、取り掛かる際に用意した方が良いアイテムを紹介します!
①ラッコキーワード

ラッコキーワードはサジェストキーワードを調べるITツールです。体験レッスンでも提案すると喜んで頂けます。
こちらのツールで希望のワードを検索してみると、付随または関連ワードを一括で検索できます。
今回で言うと「作詞」と検索すると「作詞 〇〇」といったように【〇〇】の部分が沢山ピックアップされるのです。
GoogleやYahooといった検索エンジンで既に調べられているワードが表示されるので、予期せぬワードが出てきて、自身のクリエイティブ力や語彙力が一時的にアップします。
これは曲のテーマやタイトルに差し替えて検索すると、歌詞のストーリーや言葉チョイスの手助けになるに違いないでしょう
②作詞支援ツール

https://kujirahand.com/web-tools/Words.php
名前の通り「作詞支援ツール」です。
約56万語以上の中から検索条件を設定する事により、あなたが考えつかなかったワードをピックアップする事ができます。
単語連想単語検索により、文字数を合わせた適切な単語を探したい時にも活用することが可能です。
③weblio類語辞典

馴染みのある方も多い「Weblio」は、様々な日本語を約40万語収録した辞典サイトです。
和英等でお世話になった人も多いのではないでしょうか?
辞書なので、少し難しい言葉探しや学習として重宝します。
④紙と鉛筆

随分アナログだなと感じるかもしれませんが、アナログに出力した方が個人的には客観視できる事が多いです。
これは他の曲作りの作業に関して共通しています。
ラフやアイディアはPCやスマートホンで入力して、最終的に紙ベースに落とし込みます。
私の知人の作詞家は、「紙に書いた歌詞を上から見ると客観的に見える」なんて面白い事を言ってました。
⑤ワードリスト

皆さんにおすすめなのが、このワードリストの存在です。
曲ごとでも良いですが、自身でカテゴライズして、世界に1冊だけのワードリストを作りましょう!
あくまでリストなのでPCやスマホにデジタルで保存した方が扱いやすいと思います。
このワードリストは主に下記にように分類するのがおすすめです。
有形名詞
有形名詞は主に存在する名詞を指します。
傘、雨、横断歩道、信号…等
ピックアップするとキリがないですが、曲のテーマに連想できそうであれば、ドンドンピックアップしましょう!
無形名詞
無形名詞は名の通り目に見えない形の無いものを指します。無形名詞は少し難しいです。
気持ち、愛、雨音…等
ちょっと微妙なワードも出てくるかもしれませんが、思い切って書き残しましょう!
有形なのか無形なのか意見が分かれるワードもありますが、それもある意味クリエイティブかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
紙とペンを持ってボーッとしてるだけじゃ何も進みません。
この便利ツールやアナログな方法を組み合わせて、ぜひ素敵な歌詞を書いてみてください!


Next Lead Music 代表
経営者と財布職人の祖父2人を持つ、ハイブリッド血統の音楽家。
IT×音楽×文化をテーマに、新人・ベテラン、活動地域関係なく、ミュージシャンの文化活動を応援している。
アニメ等の作詞作曲編曲や、メジャーアーティストのエンジニアリング、ライブ音響等、幅広く活動すると同時に、音楽や文化がインターネットを通して社会の活力になる事を目標に日々発信している。今後は地方創生にも携わりたい。
オンライン専門のミュージックスクール「Next Lead Music School」を経営。