【ダイソー】今から備えよう!100円ショップで揃えられる防災用品10選
東日本大震災から10年ということもあり、防災用品を自宅に揃えておく家庭が徐々に増えてきました。
しかし、まだ国内で十分に防災意識が広まっているわけではなく、何が必要かわからないといった方も多く見受けられます。
ダイソーでは防災用品シリーズとして商品展開をしているので、防災意識向上への手助けとなっていることでしょう!
そこで今回は、災害時に自衛隊の支援が到着する平均日数の3日を耐えることを想定をした、ダイソーの防災用品をご紹介させていただきます。
①折り畳みウォータータンク
コンパクトに折り畳むことができ、展開すると持ち運びにも便利な形で、20ℓの水を貯蓄できるウォータータンクです。コックを捻るだけで、容器内の水を簡単に出すことができます。
災害時の断水前に水を溜めておくことで、脱水症状などの危険を回避することができます。
水で戻すタイプの非常食を利用する際にも、コック式ウォータータンクは非常に便利なものになります。
自衛隊による給水支援などにも対応でき、一人分の生活用水としては十分な量を確保できます。
【商品名】折りたたみウォータータンク
【分類】400円容器プラ No.3
【サイズ】28cm×28cm×32cm
【容量】20ℓ
【金額】税抜400円
②ライト
災害時は停電などにより、電気を使用できなくなる可能性が非常に高いです。
夜間などの足元が見えない状態での移動は大変危険ですので、非常用ライトの常備をおすすめします。
2種類のライトをご紹介いたします。
マルチスタンドライト
電池を使用するタイプのライトです。手回し式やバッテリー式などもありますが、いざというときにすぐ使える電池式のタイプが便利です。
この製品は懐中電灯の役割とスタンド、ランタンなどにも応用できるタイプになります。
通常の懐中電灯でも問題ありませんが、辺りを照らせるランタンタイプなどがおすすめです。
【商品名】3WAY マルチスタンドライト
【販売元】(株)グリーンオーナメント
【サイズ】61mmφ×196mm
【使用電池】単3乾電池 3本
【点灯時間】SMD 約10h LED 約15h
【ルーメン】SMD 50lm LED 80lm
【金額】税抜300円
ケミカルライト
火、電気不要の災害用ライトです。中心を折り内部の液体が混ざることによって化学的に発光します。
吊り下げ用のフック付きで、簡易的な常夜灯としても使用できます。
懐中電灯の破損や電池切れを起こした際にも24時間は使えるため、一つは持っておきたい商品になります。
【商品名】災害備蓄用ライト
【販売元】(株)ルミカ
【サイズ】φ15×180mm
【点灯時間】24h
【金額】税抜100円
③電池
災害時にラジオやライトなどを動かす際の必需品となります。
お手持ちの製品に合わせた複数のタイプの電池を、少し多めに購入しておくことをおすすめします。
長期保存タイプの電池もありますが、こちらは約7年の保存ができますので、一定のタイミングで買い換えたほうが安く済むのでおすすめです
【商品名】ハイパワーアルカリ乾電池
【分類】アルカリ乾電池 No.4
【内容物】アルカリ単三形乾電池5本
【金額】税抜100円
④ゴム手袋
災害時における瓦礫やガラス片の撤去、廃棄物の処理等に使用できるゴム手袋です。
自衛隊の支援到着までに建物が崩壊していない場合は、室内で過ごすことが安全だと考えられます。
室内で避難を行う際に、地震などで窓ガラスが破損しているケースも考えられますので、撤去や修理などを行う際に重宝します。
余震での二次被害を防ぐためにも、倒れそうな家具などをあらかじめ倒しておくなどの対策にもご活用いただけます。
防刃ではありませんので、鋭利なものを取り扱う際は強く握らないなどの注意が必要です。
【商品名】発泡ゴム背抜き手袋
【販売元】(株)丸和ケミカル
【サイズ】S M L
【金額】税抜100円
⑤アルミブランケット
電気系統などの故障によりエアコンなどが使えない場合や、建物が崩壊し一時的に外で避難を行う際などに、暑さや寒さ、雨風などを凌ぐためにアルミブランケットが役に立ちます。
アルミの特性を生かし、夏は涼しく冬は暖かい状態を保つことができるブランケットです。
大人一人を十分に包み込めるサイズとなっています。
暑さでの汗による無駄な水分の放出や、寒さによる低体温症などを防ぐことができます。
写真右
【商品名】アルミ保温ブランケット
【分類】防災 No.17
【サイズ】約130cm×210cm
【金額】税抜100円
写真左
【商品名】緊急簡易ブランケット
【販売元】(株)小久保工業所
【サイズ】約140cm×210cm
【金額】税抜100円
⑥携帯用トイレ
断水などでトイレの水が流れない場合などに使用する、一回分の携帯用トイレです。性別や年齢問わず使用できます。
吸水性ポリマーにより尿などを素早く固め、臭いを閉じ込めます。同梱されているポリ袋に入れて処理します。
用を足した後はジッパーがついていますので、そちらを閉めて密閉するので衛生的に安全です。少し多めに備えておくと安心です。
【商品名】携帯用ミニトイレ
【分類】マイカー No.13
【吸収容量】300cc×1
【内容物】高分子吸着剤入り容器、ポリ袋
【金額】税抜100円
⑦携帯ゴミ袋
ゴミやガラス片などを処理する際に使用します。
ガラス片など鋭利なものは何重か袋を重ねて使用すると比較的安全に処理できます。
非常にコンパクトで付属の容器から引っ張り、ミシン目に沿って切り取って使用します。フック付きですのでリュックなどに引っ掛けて使用することもできます。
ビニール色が黒ですので、内容物を見られたくない場合などにも重宝します。
【商品名】携帯ゴミ袋ケース
【販売元】(株)山田化学
【袋サイズ】33cm×22cm
【厚み】0.031mm
【枚数】12枚
【金額】税抜100円
⑧ドリンクボトル
プラスチック製のドリンクボトルになります。
アルミ製などの保温保冷のドリンクボトルでも問題ありませんが、防災用品バッグ内の重量を少しでも軽くするためと、水を入れてスマホなどのライトを下から当てると、ランタンの代わりにもなりますのでこちらを選ばせていただきました。
破損や傷などを防ぐためにも、別途水筒カバーなどの購入もおすすめです。
ウォータータンクから飲水を補給するのが主な用途ですが、前述したランタンの代わりや傷口などの洗浄にも活用できます。
フタ上部に水漏れ防止のパッキンと、容器内に飲み口が付属しており取り外しも可能です。
熱湯の使用や電子レンジの使用はできません。また炭酸飲料やアルコール類の使用も避けましょう。
【商品名】ドリンクボトル
【分類】水筒プラ 977
【サイズ】6.5cm×16cm
【容量】400ml
【耐熱温度】本体60℃ フタ120℃
【金額】税抜100円
⑨医療具
切り傷を負った際などの消毒と、出血を抑えることのできる最低限の医療具です。
傷を負った際にそのまま放っておくと、破傷風などの重大なリスクを伴うことになります。
小さな傷からでも重症化するケースもありますので、非常時においては自ら治療する必要があります。
災害時に救急隊員は重症患者を優先するので、すぐに駆けつけられない場合があります。念のために医療具などを予め準備しておくことが大切です。
バンドエイド
一般的に最も使用されているバンドエイドです。(写真右)
強い粘着力で傷口を保護します。
移動の際の靴擦れ防止や、テープの代わりとしても使用することができます。
推奨されている使用方法と異なる使い方をする場合は、よく確認する必要があります。
【商品名】BAND-AID
【販売元】(株)ジョンソン・エンド・ジョンソン
【サイズ】68mm×29mm
【容量】20枚
【金額】税抜100円
オキシドール
傷口の消毒、洗浄をすることができる薬品です。(写真中央)
柔らかい布などに染み込ませて患部に塗布することで、雑菌などの繁殖を抑え清潔な状態を保つことができます。
また傷口以外にも手指の消毒等に利用できますので、飲食をする際や手当てをする際にも事前に消毒しておくことが、体内への雑菌の侵入の予防になります。
肌の弱い方は手荒れなどを起こす場合がありますが、水で希釈したものを使用しても効果はありますので、ご自身の体質に合わせてご使用ください。
【商品名】オキシドールAケンエー
【販売元】(株)健栄製薬
【容量】100ml
【金額】税抜100円
包帯
伸縮性と通気性に優れた包帯です。(写真左)
傷口をオキシドールで消毒した後にバンドエイドを貼り、その上から包帯を巻くことでバンドエイドが皮膚から剥がれ落ちるリスクを軽減できます。
強度も多少ありますので、何かを縛るといった用途にも活用できます。
身体に付着した汚れを拭き取ることなどもできますが、傷口には直接使用しないようにしましょう。
【商品名】優しい肌触り 伸縮包帯 XL
【分類】衛生 No.280
【サイズ】約7.5cm×伸長時4.5m
【金額】税抜100円
⑩ハサミ
リュックや他の防災用品を傷つけないためカバー付きのハサミを購入しましょう。
カバーのついたハサミであれば大きさなどは問題ありませんが、取り回しや細かい作業を行えるようにポケットハサミがおすすめになります。
用途は主に包帯の切断ですが、身体を動かさずに傷口などの処置をしなければいけない場合は、衣服を切って処置を行う必要があります。
このようなハサミは紙以外のものを切ることは推奨されていませんので、あくまでも可能であるというだけで使用は自己責任となりますのでご注意ください。
その他様々な用途に使用できますので、サイズの違うハサミを2本購入するのもおすすめになります。
【商品名】ポケットハサミ ケース付き
【分類】ハサミ No.3
【サイズ】11.5cm
【金額】税抜100円
その他必要なもの
リュック
さまざまな防災用品を詰め込むために必要です。
ダイソーにもありますが容量が少なかったり薄いものがほとんどですので、入れるものによっては別で購入するのも良いでしょう。
災害時は両手を常に開けておくために、できる限りリュックなどの使用が望ましいです。
水、長期保存食料
防災用品の必需品である水と食料ですが、基本的には専門の販売店や非常時の利用を目的としたものを購入することが推奨されます。
防災用非常食などは非常時でもスムーズに利用できるように設計されているものがほとんどですので、ご自身の体質にあった食品を購入しましょう。
リュックなどに収める用と自宅保管用にわけて購入するのがおすすめになります。
ラジオ
災害時はどのような状況に置かれているのかを随時知る必要があります。
テレビやインターネットが利用できない場合はラジオによる情報収集を行いましょう。
災害時は精神が不安定な状態に陥りますので、ラジオから出る人の声や音楽などを流すことで落ち着き、冷戦な判断をするということも非常に大切です
手回し充電式ラジオなど外部電力を必要としないものもありますので、一つは持っておきたい商品になります。
時計
情報収集手段が断絶された状態ですと時刻がわかりませんので、腕時計や小型の時計を一つ持っておくのがおすすめになります。
正確性などがある程度で問題なければ、こちらもダイソーにてご購入いただけます。推奨は耐衝撃、防水になります。
バッテリー
スマートフォンなどを充電するためのバッテリーを購入しておきましょう。
ダイソーにもバッテリーはありますが大容量のものが望ましいです。防災用のバッテリーなどもありますので用途に応じて選びましょう。
タオル
大きめのタオルを購入しておきましょう。一枚以上リュックなどに入るようであれば入れておきます。
収納場所はバック内の前面が望ましく、災害時はリュックで頭を守りながら移動することが可能になります。また防災用品を衝撃などから守る役割も果たします。
タオル自体様々な用途に利用できますので、余裕があれば数枚入れておきましょう。
混乱を避けるために持ち出すものはリュックだけと決め、早急に避難するように心がけましょう。
まとめ
ダイソーの防災用品いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したもの以外にもダイソー防災用品は多数揃っていますので、他の防災用品と組み合わせることで比較的簡単に一式を揃えることができます。
いざというときの備えとしてご検討くださると幸いです。
防災用品は玄関などの出入り口の近くに設置し、すぐに取れる位置に置いておきましょう。わかりやすい目印などを付けておくと、有事の際の混乱を避けることができます。
ご家族やご友人にも防災用品の購入を勧め、防災への理解と災害時の生存率を少しでも上げることが大切だと思っております。
是非ダイソーの防災用品を活用して防災バッグの設置を行いましょう!
1996年7月17日生まれ。ボーカリスト。
幼い頃にドラムを始め悲願してドラム教室に加入させてもらうが、ドラムの音が気持ち良すぎたらしく叩きながら寝るため断念。
中学生の時期は東京から離れ、二年間に及ぶ鹿児島での離島生活。
16歳でボーカリストとして活動開始。
アイドルやバンド等にスクリームなどの特殊発声を含めた個人指導を定期的に実施している。