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こちらの記事は『5分でわかる!MacBookだけでマイク録音をしよう!』シリーズ第二弾となります。
第一弾をまだご覧になってない方はこちらのリンクからご覧ください。

MacBook単体でも確認しながら録音はできますが、今回は利便上お手持ちのイヤホン、またはヘッドホン(通常の3.5mmジャック)をMacBookへ接続してください。
録音設定をします。録音したいワークスペース左横にある、トラックヘッダの余白をダブルクリックします。

トラックヘッダをダブルクリックすると、画像のように画面下に設定画面が表示されます。

画面下にこのような画面が表示されない場合は、こちらの画像の番号順にクリックをしてください。

録音設定画面の解説をします。解説部分は画面のこちらになります。

実際に画面を操作してみましょう。以下の画像を踏まえながら一つずつ覚えていきましょう。

①録音レベル
右側の○を左右に動かすことができます。録音時の音声の大きさを予めこちらで調整できます。前回の記事にあります音量調整と同じ要領になります。
その下にあります『自動レベルのコントロール』ですが、左の□を押していただくとチェックマークが入り録音時の音声レベルを自動で調整してくれます。
こちらは実際に録音してみて必要な場合チェックを入れてください。
②入力
vのマークを押していただくと、どのマイクで録音を行うかを選択できます。
接続しているオーディオ機器にマイクが付属している場合はこちらを選ぶことができますが、今回はMacBookでの録音ですので『MacBook○○のマイク』をお選びください。
③モニタリング
モニタリングとは、入力されている音声をリアルタイムで返してくれる機能の事を指します。
こちらの右のボタンをクリックする事でオレンジ色に点滅し、声などの音声をイヤホンなどでリアルタイムで確認することができます。録音する音声の音量などを確認したい場合に使用します。
④ノイズゲートコントロール
こちらの□にチェックを入れますと、微量なノイズ(雑音)などを抑制してくれます。
右の○を動かす事でどの程度抑制するかを調整できますので、
前述したモニタリング機能を使いながらノイズゲートを調整してみてください。
⑤プラグイン
▶︎をクリックすると以下の画面が表示されます。

今回はこちらで簡易的に調整できるエコーとリバーブについて簡単に説明させていただきます。
エコー
反響音の事を指します。こちらの値を大きくしますと、返ってくる音の間隔を遅くする事ができます。やまびこなどのイメージがわかりやすいかと思います。
リバーブ
簡単に申し上げますと、部屋の広さに伴う残響音の事を指します。
狭い個室で出す音と体育館で出す音では残響音に違いがあるように、空間の広さをどのくらいにするかを設定できると考えていただいて結構です。
○を右に動かすほど空間が大きくなるイメージになります。
これらも必要であればチェックを入れ、モニタリング機能を利用しながら調整してみましょう。
簡単にできるオススメの設定はリバーブの値に対して三分の一程エコーを設定します。
録音準備編はここまでとなります。次回の章は録音と編集編となります。
iPhone、iPad版GarageBandをお持ちの方でもこちらの動画にて説明しています。
MacBook版GarageBandをお使いの方でも参考になると思いますので是非ご覧頂ければと思います。
ではまた、次の章でお会いしましょう!
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