【DTM】ミックスにおけるVUメーターの使い方

意外と身近なVUメーター

本日はDTM並びにミックスにおいて、音量レベルの計測器具の一種である「VUメーター」の使用方法に関する内容です。

この「VUメーター」はテレビ局の映像やアナログ機器に搭載されているのを見かけた事がある方は多いと思います。是非最後までチェックしてみてください!

VUメーターの主な特性と使用目的

音楽制作における主な特徴と使用目的は下記です。

  • ピーク値の計測には向いていない
  • 針の反応速度は300ms(0.3秒)で平均的な音量レベルが表示される
  • ダイナミクス(音量の動き)が掴みやすい針の動きで人間の聴感に近い
  • 低域に反応しやすく、高域に反応しにくい
  • ピークメーターとは異なる「指標」をつくる

VUメーターはどういった物があるの?

ミックスで使用する「VUメーター」は様々な物が販売されています。まず実機のVUメーターと無料のプラグインの2種類をご紹介します!

おすすめのVUメーター①:HAYAKUMO / FORENO STEREO VU METER

HAYAKUMO / FORENO STEREO VU METER

メーカーHAYAKUMO
参考価格¥77,000-(税込)
特徴アッテネーター:入力信号のレベルに対し3dBづつ5段階に減衰度を切り替える事が可能
THRU OUT端子:音質の劣化を極限まで抑えたスルーアウトは、あらゆるスタジオ環境にも対応可
左右独立キャリブレーション:背面側には、レベルの微調整用に左右独立式のキャリブレーションを用意
仕様付属品:電源アダプター、取扱説明書、保証書
INPUT端子:XLR(メス)/TRSフォンプラグ両用タイプCOMBO端子を装備
THROUGH OUT端子:XLR(オス)タイプ
入力インピーダンス:47kΩバランス入力
電源:入力AC100V~240V (0.58Amax)、出力DC24V(1A max)アダプター使用。(DC出力ケーブル長さ=約1.5m)
消費電力:最大約3.5VA
外形寸法形状:幅221×高さ93×奥行105mm
質量:本体=約1370g、電源アダプター=約130g

DTMerに比較的お馴染みなのが、HAYAKUMOのVUメーターだと思います。一般ユーザーも馴染みやすい機能とデザインで情報も多く出回っています。

本製品はTHRU OUT端子が搭載されているので、オーディオインターフェースとモニタースピーカーの間に接続して使用が可能です。もちろんオーディオインターフェースの使用していないアウトプットチャンネルをVUメーターのINPUTに接続する形でも良いでしょう!

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おすすめのVUメーター②:TBProAudio mvMeter2

メーカーTBProAudio
参考価格無料
仕様<機能>
・ピーク、RMS、VU等の複数の測定モードが可能
<グラフィック>
・シングルおよびデュアルメーターを搭載
・5つの異なるメーターテーマ
・グラフィックを最大400%までスケーリング可能

無料のVUメーターでおすすめなのはTBProAudioの「mvMeter2」です。

有料で販売しているメーカーもありますが、まずは無料の製品を導入しましょう!

TBProAudioのmvMeter2はこちら

どんな人におすすめ?

VUメーターは下記のような方におすすめです!

  • 音量の指標が欲しい
  • 音量の大小の区別で悩んでいる
  • 普段の環境と異なるモニター環境になると判断しずらい

使用方法

まずDAWの0dBFSがVUメーターの0(以下:0VU)という訳ではないので注意しましょう。まずは0VUの表示レベルを何dBFSにするかを設定します。一般的には0VUを-12dBFSから-18dBFSで進める事が多いです。

今回はTBProAudioの「mvMeter2」を元にチェックしてみます!

手順①:設定から0VUのレベル設定

マスタートラックやステレオアウトトラックの最終段にmvMeter2を起動します。その後、赤枠の設定ボタンからmvMeter2の設定を行いましょう。

手順②:リファレンスレベルの設定

リファレンスレベルを一般的な標準レベルの-12dBFSに設定します。

近年は0VU=-18dBFSで作業するエンジニアも増えており、一定以上のヘッドルーム(最大レベルとピークレベルまでの余裕)をキープしながら作業できるメリットがありますが、最初は0VU=-12dBFSからトライしてみましょう。

手順③:基準値の構築

ジャンルや楽曲、好みにもよりますがキックまたはドラムを最大で-5VUくらいを目安に調整しましょう。ただし残念ながらあくまで目安としてお考えください。生ドラム系のサウンドの場合は更に小さい数値で調整する事も多いです。

重複しますが、VUメーターは低域を多く含む音に反応しやすく、高域ばかりのサウンドには反応しにくい特徴があります。なのでベースやギター、シンセといったように低域から徐々に高域の音を多く含むパートを足していきましょう。

全てのパートを鳴らしてみると0VUの付近で針が振れるようになったのではないでしょうか?実際に鳴らしてみると想像より小さい音で驚いたかもしれません。

0VUを超えるのは絶対NGという訳ではありませんが、DAWに搭載されているピークメーターがクリップしていないか確認する必要があります。全てのトラックを鳴らした状態で、0VUから-3VUくらいで針が触れるようにバランスの調整に励みましょう。

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